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2012年01月31日

肩こり?

今日はお昼にクライアントさんのところへ。

「首が痛いのよね~」とのこと。

首が回らない、というか肩が凝る、というか・・・


よく、あります(私も)。


ひどい時には、偏頭痛も訴える方もいます。



以前、「肩が痛くてあがらない」という選手がいました。

クビを左右に回すと、「え?それだけ?」というくらいの可動域しかない。


その子にとってそれが普通だったけど、それは異常・・・。

そして、そのあと「後ろが見えるようになった~」って喜んでくれた子は、


肩も「スッと」あがるようになりました。


クビや肩回りは
小さな筋肉が、たくさん絡み合っている場所です。


でも、毎日部活動をしているような子達に比べたら、

普段の生活の中で、肩回りの筋肉を使う動作は

思うより少ないんです。

さらに、寒いと余計に「固まり」やすくなる。


両腕を背中側で寄せて、背中の筋肉や肩甲骨を寄せるような動きや、

もっと単純に・・・


ボールを背中において、コロコロ転がしてみたり・・・。


寒いとどうしても、「丸く」なってしまいますからね(笑)。



時々、大きく天を仰いでみるのもいいのかなあ・・・

奄美の冬は初めてですが、

こんなに雨が多いとは!ちょっとびっくり。


早く青空がみたいです・・・
  


2012年01月30日

足関節捻挫

今日、体育館へいくと・・・

ちょうど2週間前に捻挫した子が、

練習をはずれてアイシング中。


あら、どうしたかしら・・・?


昨日の練習後から、腫れと痛みが出た、とのこと。

そうね・・・昨日、ゲームに出てたね。。。

きっと普段の練習に比べて、ゲームになると動きが不規則。

大丈夫かなあ~と気になってはいましたが。



通常でいけば、2週間での競技復帰はまだ早い段階でした。

しかも、彼女、受傷後1週間で練習していましたから・・・



ここらへんが、現場の「状況」とケガの「現状」、本人の「気持ち」の難しいところです。



ケガ自体は、重症なものではない、という判断で

私は、本人の「意思」を尊重しつつ、行動や動きは観察していました。

復帰まで出来ることや、ケガの原因などをあらかじめ伝えたうえで、

本人が悩んだり、考えたりして、日々送ってきたことでしょう。


もちろん本人の意思とはいえない部分も

競技スポーツでは、出てきます。


私も、昨日ゲームに出ていたことは目の前で見ていました。


もちろん、止めることもできたでしょう。


でも、普段の練習はできるのに、いきなりゲームに出ることを止められたら、



彼女は、どう思ったでしょうか?



繰り返しますが、

ケガ自体は、重症ではない、と判断していました。
サポーターで固定をしていたので、負担はかかっても、
再発することは滅多にない状況だと判断していました。


ただ、「痛みや腫れ」が出るかもしれない、ことは承知の上です。



一言、相談があれば、また状況は変わったかもしれません。

逆に、一言私も声をかければ、また状況も変わったかもしれません。



さすがに、今日は私が声をかけました。

話を聞きました。もう一度、原因と、またこういう状態を少しでも繰り返さないために

「何をすべきか」

指導しました。

ゲームに出るだけ動くには、サポーターだけでは固定が不十分なので、

テープで固定をしました。



その後、再び彼女は、自らコートに立っていました。

時々、指導したことも、コートサイドで試していました。


また、腫れることも、痛みが出ることもあるかもしれません。


でも、彼女なりに、今日から何か工夫してくれると信じます。


そうすれば、少なからず、いい方向へ変わってくれるはず・・・



本当に、難しいことですが、



これも仕事の一つです。  


Posted by ここ at 22:54Comments(0)トレーナーの仕事

2012年01月29日

ウォーミングアップ

その場でじわーっと筋肉を使いながら、
ストレッチングと筋トレを兼ねたアップもいいのですが、

動きを多くする方が、よりいろんな筋肉を使うので、

より、技術練習に対する「準備」ができます。


大きな試合も終わり、シーズンの変わり目という時期でもあるので、

動きながらストレッチングや動作トレーニングを行うものを指導しました。


本当はコート全面、18m使ってしっかりと動きたかったのですが、

今日は場所がなく、半面で。


私は動的なウォーミングアップを

4つのカテゴリーに分けて、進めています。

①ウォーキング系
②ランニング系
③ステップ&ジャンプ系
④リアクション系

徐々に強度とスピードをあげていきます。

今までも、同じような動作を入れてきましたが、

こちらのイメージ通りの動きがスッと出来るようになったという点は、

成長が伺えます。


今回は特に「構えた状態から、足を前に出せるように・・・」

というテーマでメニューを考えていたので、

言葉にすると難しいのですが、

「腰を後ろから押されたような感覚」を伝えています。


これは普段のストレッチングや自重でのトレーニングなどの時から

取り組んでいるテーマなので、


実際の動きと、トレーニング動作を繋げていく作業には、

こういう動的なウォーミングアップが適しているのかなあ?という


考えのもと、実施しています。


動的なストレッチングは、多くの競技やチームで、

それぞれの形で取り組んでいるモノだと思います。


私も、今回思いついたメニューはメニューとして・・・


選手の成長とともに工夫と変化を心がけたいと思います。


  


Posted by ここ at 21:33Comments(0)for team

2012年01月27日

身体は正直

今日はパーソナルのクライアントさんのところへ。


最近仕事で、よく歩かれるとのこと。


今からも歩くとのことだったので、今日は

テープを貼って動きをすこしサポートすることにしました。


歩く動作ひとつとっても、

脚の力だけでなく、腕でバランスとったり、上半身を捻ったり。


重心移動をスムーズに、常に安定した場所でコントロールできればよいのでしょうけれど、

歩く路面や、傾斜、その日のコンディションによって身体は

微妙にバランスをとりながら私たちの身体を支えてくれています。


私も、1日中のクライアントさんの身体の変化を追う事はできませんが、

その時のクライアントさんの現状で、よりスマートな動きができるよう

改善する方法を試しています。


動きをとめるくらい固定するようなテープの使い方はしませんが、


ただのテープも、使い方によって


双方納得のいく結果が出ます。

(私が編み出した方法ではありませんが・・・)


身体が、そのサポートによって「安心」して動くようになると、


これまた柔軟性なんかも、スパッと変わってきちゃうから面白ーい。





与える方法はどうあれ・・・


カラダって本当に素直です。




「食事」もそうです。日々のことで目に見えにくいかもしれませんが、


きちんとバランスよく栄養分をカラダに与えてあげると


身体は喜びます。


「睡眠」もそうです。快適で十分な睡眠は、

成長ホルモンの分泌を促し、病んでいた機能を補修し、回復します。




本当は、身体に負荷を与える「トレーニング」なんて、

こういうベースが整ってこそ意味あるものでしょうね。


  


2012年01月26日

「ケガ」の対応

今日は現場はお休みでした。


いつも持ち歩いているノート、
次女のピアノのレッスン中に久々に開いて、
メモを読んでいました。


「ケガ」について基本的なことのメモ。


アスレティックトレーナーの3つの大きな役割の一つに

「応急処置」

があります。

擦り傷・切り傷などの擦過傷から、
打撲、肉離れ、骨折、捻挫、脱臼などの挫傷。

心肺蘇生やADLなどの救命救急法もだし、
AT(アスレティックトレーナー)の大きな講義では
頚椎損傷などの選手に対する処置も学びます。

あくまで、救急隊や医師に渡すまでの「応急処置」ですが、

普段よく使うのは、アイシングを含む「RICE処置」と呼ばれるものです。



RICE処置の最大の目的は、「炎症の軽減」です。

炎症とは、ケガした部分を触ると熱っぽかったり、

腫れてたり、痛みがあること。

炎症をほおっておくと、痛めた部分の周りの組織まで

やられてしまうので、回復が遅くなります。

R:Rest(安静)・I:Ice(冷却)・C:Compression(圧迫)・E:Elevation(拳上)

この4つが受傷早期に施行されることで、いち早く炎症をとどめることができます。




基本的には”医師の診断・指示に従って”が原則の上、

私たちは選手に対してフォローが出来ます。



現場で特に捻挫や打撲が多いでしょうか。。

突き指も、捻挫と同様の靭帯損傷ですので、

軽視されやすいですが、程度によっては脱臼等もよくみかけます。




捻挫は「固定」が回復促進の原則です。

不十分な固定下での早期のスポーツ復帰は、「不安定性」と「痛みの長期化」を招きます。

靭帯の軽度損傷でも、組織修復にはおおよそ2か月かかると書いてあります。



「2週間前に捻挫して、痛みがまだひかない」という声をよく聞きます。

きっと、初期対処と、固定が不十分だったのでしょう。

おおむね、整形外科での診断は、「2週間、安静に」といわれるようです。

医師の指示通り、2週間は”患部の安静”として「固定」をきちんとしておくのが妥当でしょう。

確実な固定がされていれば、少々動いても、損傷した靭帯が再度

引き伸ばされることは滅多にありません。




よく取り違えるのは、

「患部以外は、安静にしなくてもいい」のです。




ここで「競技復帰までのリハビリテーション」というATのもう一つの大きな役割があります。


患部を固定した状態で、

足の指を動かしたり、患部以外のトレーニングの実施を促したり、
炎症後、然るべき期間を経たうえで復帰へむけてリハビリテーションメニューの
提供をしていくことも

ATの役割です。



ただ・・・

こういった「理想」と選手の置かれた立場の「現実」に隔たりがあることも、

スポーツ選手の「ケガ」が悲しいところです。


「ケガ」をなるべくしない身体づくり、環境づくりが

一番の課題です。



長くなりましたが、何かそれぞれの現場の参考になればと思います。


  


Posted by ここ at 22:32Comments(0)トレーナーの仕事

2012年01月25日

チームにて。

夕方は基本的に、大島高校の女子バレーボール部の方で活動しています。

主に私はウォーミングアップやトレーニング指導、

痛みがある選手に対して、原因の究明と、動作や身体の使い方などを

個別に指導しています。


他の強豪校に比べれば、

練習時間も限られているし、体育館も毎日使えるわけではない。

体力トレーニングも必要だけど、

やっぱりボール練習に時間を使っていかないといけない。

教科書どおりにはいかない、チームに応じた
「工夫」は必要になります。


例えば、ウォーミングアップは、ジョギングして身体温めて、
ストレッチングして、ダッシュして・・・などが一般的ですが、

もーそんなことしてたら、いくらあっても時間が足りないので、


一つの動作で、全部やります。


季節にもよりますが、
本気でやれば10分くらいで、大体汗(たぶん、冷や汗)をかくので、

そこから10分くらいを目安に、

日替わりでトレーニングをやります。

バレーボールに特に必要なジャンプトレーニングと、敏捷性のトレーニングを。


体育館が使えない日は、

外で走ったり、自重でのメニューをやって基礎筋力や

身体を使う上での”基本動作”をチェックしながら

実施してもらっています。


ただ・・・

かなり選手一人ひとりの「意識」が左右します。

時間がない分、ムダを省くわけですから、

とにかく時間をかけて、「感覚」を伝え、経過で変化をみて、


さらにレベルアップする。

前進と後退を繰り返しながら・・・


こちらの労力も、無論必要です。


レベルアップにも、一応すでに年間通してのトレーニング計画を立てているので、

シーズンごとに状況に合わせて少しずつ質や量を変えています。

時々・・いや、多々思いつきもありますが(笑)。



昨日も、試合終わって切り替え時期なので、

徹底してアップの動作の指導。


その後選手も2人、症状や動作の疑問について

自ら聞きにきてくれました。


「自分で、行動を起こす」


勇気が要る事だと思いますが、ここが、一番大切だと思います。


また、詳しい内容も、今後触れられたら、と思います。  


Posted by ここ at 09:52Comments(0)for team

2012年01月24日

座るときつい。

さっき、いつものクライアントさんを訪ねてきました。


「座り続けているほうが、きついことに気が付いた」


と、いいながら、右のお尻のあたりをドンドン叩いて。


そうなんだよな~・・どうしよ、何しよ?30分で・・・


とにかく、動かないことには始まらないので、


見た目、何しているかわかんないけど、

トレーニングという名のストレッチングを開始。


・・・でも、座る方がつらいんだから、

立ってやった方がわかり易いかなあ?と



今日は同じような使い方を、姿勢をかえて立ってやってみました。

①足を開いて立つ。
②お尻をぐっとしめて、下っ腹を上に引き上げるようにする。

そうすると「ヒップアップ」の要領で、太ももの後ろ側の筋肉もつかえてきます。


③その姿勢のまま、膝をゆるめず、左右重心移動。
股関節をぐっと押し込むように。。。

股関節が硬いと、なかなか動きませんよ。痛いし(涙)。


でも、実際は、腰回りも硬かったりするので、
無意識にいろんな筋肉が頑張ってくれています。


押し込むときに、さっき「ドンドン」叩いていたお尻の筋肉をつかう。


あれ?さっき右じゃなかったっけ?



実際には、左側の方が、おかしいみたい。


身体を使ってくると、最初の訴えとまた変わってくるのも

面白いというか、難しいというか・・・


そんなこんなで、立った姿勢で捻ったり身体を使っていくと


ほら~楽に歩けるよ。



座った姿勢も、座り方を少し工夫してみると、

身体の負担が楽になります。


右を軽く向くより、左を向いたほうが、肩の凝りが和らぎました。


右のお尻をすこーし左寄り前に出す方が、筋肉が緩みました。



(写真があれば、わかり易いんでしょうけれど、

30分・・・あっという間なので無理です。)



こんな感じで、一人ひとりにあった改善方法を見つけていきます。  


2012年01月23日

身体の内側を、使う

いつも、曖昧な表現のタイトルです・・・

今日は初のクライアントさん。


普段から、身体を動かしてらっしゃるようですが、

「寝てしばらくすると、背中が痛くて寝れなくなる」とのこと。

辛いですね・・・


しかし、引き受けてみたものの、

私で大丈夫かなあ・・・なんてちょっと自信なく・・・(苦)



まあ、でも出来ることしか出来ないので、

いつも通り・・・

身体を捻ったり、両手を挙げてもらったり、基本動作を確認しながら、

原因究明。




今日のキーワードは「身体の内側の筋肉を使う」。

身体の表面には、主に大きく有名な筋肉が存在します。

でも筋肉は、何層にも複雑に重なり合ったり、大小さまざまな筋の相互作用によって

一つの動作が完成します。




私にも師匠がいます。

師匠の言葉の中に「変化は、”内側から外側へ”」




細かくいうと複雑すぎて説明できませんが、



身体の内側の深ーい筋肉が、活動することによって

外側の、大きい筋肉への負担が減る⇒筋肉が緩む。


そこで「リラックス」が生まれるんですよね。




マッサージと同じような効果が、むしろ、それ以上の効果が

「トレーニングの仕方」によっては得ることが出来る。




えー・・・文字ではこれが限界。やめましょう(笑)。





今日のクライアントさんは、上半身がガチガチでした。


面白かったのが、いろいろと試していると、

肩を動かすたびに「パキパキ」

動かなかった関節が、動き始めました(もちろん痛みはない状態で)。


「身体の内側を使って・・・」なんてわけのわからないことを
いきなり言われても困ると思うので・・・

いつもされている「ヨガ」で苦手なポーズから、
身体の使い方をアドバイスしてみました。


使い方の上手な方で、助かりました。。。


普段から身体の状態に疑問を持ちながらいろいろ運動をされてきたのでしょう。


ついついたくさんやりすぎてしまって、疲れてないかしら・・・
でも、楽しく、自分の身体と向き合ってもらえて、よかったです。



クライアントさんや選手と話をしていて、

こちらも学ぶことがたくさんです。


何にしても、指導する側の言葉の使い方は、本当に難しい。

同じ動きでも、一つの言葉では万人に通じません。


いかにその人が動きをイメージしやすいキーワードをたくさん持てるか。





これは、こちらの経験と

どれだけ、「引き出し」を持っているか、どの「引き出し」を使うか・・・なのでしょうか。


永遠のテーマです。
















  


Posted by ここ at 18:06Comments(0)トレーニング

2012年01月22日

股関節が、よく動くと・・

チームは今朝の船で帰ってきたようで、
さっそく昼から練習でした。


心なしか、まだ切り替えが出来ていないような。。。


選手に直接試合の事を聞くと、

「実力の差が・・・」

そうでしょうね・・・目の前でくるくる回るような攻撃を

デカい選手がするのですから・・・(あ、バレーボールなので。)


一人、以前から「足のすねの内側に痛みが・・・」と言っていた選手が改めて来ました。

ちょっと私の実力不足で・・・原因はわかっていても、
きちんと原因を解消するための、この子に合った方法をなかなか見つけられずに
いたのですが・・・

走っている姿をみて、気づきました。


やっぱり、股関節が硬い。


膝下だけでちょこちょこしたような動きをする子に多いです。
だから、負担がもろに、末端部にくるんですね~

ひどい時には、
捻ってもいないのに、足首が捻挫のように腫れることもあります。


股関節、しっかり動かすようなことはやってきていたのですが・・・

同じ動きをしているようでも、使い方は人それぞれ。


違った方向から使ってみると・・・

「痛くな~い」

そっか~・・こっちの方がわかり易いか・・・

いつも、こうして選手と感覚を伝え合って、本人がしっくりくるものを見つけていきます。


眼の奥が、キラッと変わる瞬間です。

今日は
①股関節の小さな筋肉が動いていないことを自覚してもらうこと
②でも、使えばきちんと動いてくることを確認すること
③いつもとの動きの感覚の違いを自覚してもらうこと
④プレースタイルまで変わってきて、「身体がラク」に動くことを確認すること
⑤使うべき筋が使えるようになると、負担(痛み)が軽くなること。

ここらをポイントに、対応しました。

もちろん、今日は感覚だけなので、
すぐ痛みも出てきます(笑)が・・・大切なのは、

やっぱりここから継続して、自分で自分を変えていく努力をしていくこと、

だと、私は思います。


そのためには、いくらでもサポートします。

何度でも、同じことを指導します。


頑張ってね。必ず良くなるし、もっとバレーがうまくなるから!








  


Posted by ここ at 18:06Comments(0)トレーニング

2012年01月21日

難しい・・・

チームは試合に行っているので、今日は仕事なし。

結果は・・・2回戦敗退。


ま、第1シードとですから・・・
いきなり決勝戦するようなもんです(笑)。

それでも、今の実力を全部出して戦ってくれてたら、

彼女たちも、自分たちの力を、きちんと評価できるから、

いい経験、といえばいい経験なのでしょう。

「勝つ」って難しい!
くじ運も実力のうち!

次に繋げるしかありませんね。


まだまだ発展途上の彼女たちですから、
やることも沢山あります。


でも、環境が変わったり、
今まで以上のストレスの中でしっかりと動くと
急にびっくりしたように成長しちゃいますから・・・

もしかしたら、少し「進化」して帰ってこないかな、

なんて期待しながら。。。


「進化」されると、逆にこっちが置いていかれるので(汗)

トレーニングプログラムも時に「ただのプログラム」として、


指導側も常に柔軟な姿勢を忘れないように・・・


・・・・と、頭の硬ーい私、

常に自分に言い聞かせて・・・


これが、一番、難しく、
これが、この仕事の一番の面白さです。


  


Posted by ここ at 22:55Comments(0)ブログ

2012年01月20日

腹式呼吸

先ほど、パーソナル契約のクライアントさんのもとへ。

一昨日よりも状態がいい、とのことだったので、
さっそく開脚で座られている姿勢から、
以前指導した股関節周りの筋肉や腰周りの筋肉を
使うような動作から始めました。

基本的に私は
「ストレッチング」と「トレーニング」を別々に考えず、
一つの動作でも”使う筋肉”もあれば、”伸びる筋肉”もあるので、

(ケガの)痛みがない限り、
「もう少し、頑張って使ってくださーい」と
もう一声かけて、ちょっと限界を超えてもらいます(笑)。

見た目の動きはほとんどないんですけど、

めいいっぱい、身体の中の筋肉を使うので、
本当に疲れるんです。。。
身体は一気にぽかぽかするし、汗もかくし。


今日は「腰が少しつまる感じ」と言われたので、
”腹式呼吸”を取り入れながら、
腹部の小さい筋肉の活性化を試してみました。


(実は私もちょっと久しぶりにやったら、あまり見本にならなかったので、
今からトレーニングします・・・)


イメージ的には
お腹の風船を膨らましたり、凹ましたりする感じで行ってもらいます。


時間の関係でほんの感覚程度で終わってしまいましたが、
きちんと結果は出てました。よかった。

また、来週も取り入れてみます。




  


Posted by ここ at 13:45Comments(2)トレーニング

2012年01月19日

パーソナルのメリット

個別に契約しているクライアントさんもいらっしゃいます。


体調やお仕事の都合に合わせて・・・
この方は基本週2回、お昼休みの約30分間を使ってみさせていただいています。


今回ご縁でサポートさせていただいているクライアントさんは、
長くスポーツ活動から離れてらっしゃったようですが、
「もう一度競技復帰したい」、という思いをもちつつも、
「膝の痛みと体力的な不安」もあるとのこと。


最初はクライアントさんの動作と姿勢、
痛みが発生するタイミングや運動環境など考慮して
まず取り組めそうなストレッチングとトレーニングとして股関節周辺から腰回りにかけて
動かすようなものから始めました。

ところが、いざ競技をすると、
身体の疲労感や局所の痛み、腰痛など・・・
スポーツはおろか日常生活にまで支障が・・・。

しばらくはアフターケアや日常生活に負担のかからないような動作の指導の繰り返しのようなスタートでした。


でも、ここで心が折れなかったのは、
クライアントさんの強い思いから、でしょう。

昨年2か月間、山あり谷あり乗り越えながら、
自分自身の身体と向き合いながら進めていきました。


年が明けて、今年最初の指導だったので、
今までクライアントさんなりに取り組んでいたトレーニングの確認と、
痛みの状態と動作分析をまず行い・・・

身体の中でもっと「使って欲しい筋肉」を動かすような、
ストレッチングを含めたトレーニング動作の指導をしてみました。


実際動いてみて、
クライアントさんなりに、痛みの原因や、
トレーニングでの体の使い方に気づきがあったようです。


”気づく”ことが大切だと思います。
それは自分の身体と向き合っているからこそ、”気づく”。


・・・こんな感じで、繰り返し繰り返し・・・・
地道な作業ですが、身体は人それぞれ違うので当然のこと。


焦らずあわてず、でも目標を明確に目指しながら、
サポートしていきたいと思います。
  


2012年01月18日

試合に向けて・・・

今週末は私が主に活動しているチームの新人戦があります。

離島のスポーツは大変ですね・・・


試合は21日(土)から始まるのに、19日の夜の船で鹿児島へ上がり、
前日の調整まであります。
インフルエンザなど、もらわなければよいけれど・・・


昨年まで大学バレーが活動現場の中心でした。

大きな大会はほぼ東京。全日本インカレともなると、1週間の大会日程で
予選、トーナメントとなります。

1週間の慣れないホテル住まいや、
人の多さ、電車の乗継、会場までの移動・・・
こういうのを乗り越えて、本番で全力を出し切れるように
いろんな準備や対策を考えることも

トレーナーとしては大切な仕事の一つです。


試合をむかえるまでまず願う事は「健康であること」。

「コンディショニング」とか「コンディショニング作り」とかよく聞く言葉ですが、


その言葉の定義は 「試合に勝つためのすべての”準備” (*注1)」


試合前日や試合当日に慌てて
急にあれこれ選手に注文をつけるものではなく、

今まで取り組んできたことすべてが「コンディショニング」。


ある程度の経験とヒラメキで仕事はしてきましたが・・・
あとは何ができるかな?



全員が元気に試合をむかえられたらいいな。
そのパワーが、1点に繋がるといいな、と願うばかりです。           


(*注1:日体協AT教本より)  


Posted by ここ at 10:22Comments(0)コンディショニング

2012年01月16日

はじめまして

はじめまして。
奄美に来てもうすぐ1年が経とうとしています。


スポーツが好きな方、また実際何か運動をされている方は、
「トレーナー」という言葉を聞かれたことがあると思います。


「なんか、治療とかしてくれそうな人」とか「テープ貼ってくれる人」とか
「マッサージが上手そう」とか

イメージは人それぞれ、な感じです。


実際「トレーナー」は ” 居れば便利な人そう ” な感じ、にもかかわらず、
日本では職業として確立していないのが現状で、
そのため、「トレーナー」という仕事はとても曖昧な表現です。

事実、プロとして活動している「トレーナー」さんの個々の表現法も様々で、
提供技術や知識も様々です。


そんな私も、自称「トレーナー」として
10年以上様々な現場で活動してきました。
現在もチームスポーツの現場で活動したり、
「パーソナルトレーナー」として、
その選手に合ったスタイルやトレーニング方法などを提供させていただいています。


「トレーナー」という裏方の仕事の実際の活動内容や、

目標に向かって日々頑張る選手の姿や、

トレーニングやケガの予防に関する情報など


「トレーナーの現場活動」を中心に綴ってみたいと思います。  


Posted by ここ at 11:30Comments(0)ブログ