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2017年08月28日

中学生陸上部のコンディショニング指導

先週、中学校の部活動指導へいきました。

競技は陸上。内容は「コンディショニング」についてです。


これから、駅伝の大会へ向けて練習が始まるんですね。

この時期、長距離練習をするとケガが増える、ということで


「予防のストレッチング、ケアを教えてほしい」


というご依頼でした。



スライドを準備して、


「ケガ」の種類の説明から・・・


長距離に多い「スポーツ障害」について、


なぜ、痛みが出てしまうのか・・・練習量のみならず


中学生の身体の特徴や、ケガの原因などを知ってもらったうえで


「自分で出来ること」


「チーム全体で出来ること」


本当に、少しですが細かくストレッチの動きの確認や、

自分の身体について知ってもらう時間となりました。



部活の先生と、保護者の方々も何名か参加してくださりました。


コンディショニングもトレーニングの一環です。


少しずつ、必要性を伝えながら、繰り返し繰り返し、身体と頭に叩き込む作業です。



何か、健康を守り、目標に向かって競技の楽しめるきっかけとなれば幸いです。  


2017年08月14日

中学生バレーボール部のトレーニング指導

今日も中学生へのチーム指導でした。

競技はバレーボール。


今回は・・・

「数年前に教えてもらっていたストレッチやトレーニングを続けてきたけど、

思いつきでやらせてたところもあったので、新しいものを指導してほしい」

という依頼でした。



このチームは初めての指導という事もあり


まず、

「(身体作りの)トレーニングはなぜ必要なのか?」

「コンディショニング(勝つための全ての準備)について」



などについて、生徒さんに話をするところから始めさせてもらいました。

トレーニング(技術・体力)は

高いパフォーマンスを身につける為、

そして

ケガの予防の為

シンプルに、この2点が主な目的です。


ちょっと、中学生には難しい話だったかな・・・



特に、中学生は

成長の個人差が激しく、同じ負荷をかけていても、その負荷が見合わない子もいれば

足りない子も出てきます。


「ケガも多い時期なんだよ、気をつけてね」


ということが、なんとなくわかってくれたらいいな。


静的なストレッチング(クールダウン用)から、動的なストレッチング、

スキップ・ステップ系のドリルと、ダッシュなどのアジリティ系のドリル


それと、自体重のコントロールドリルを指導しました。



ごくごく、基本的な動作のみ、です。



子供たちを指導していて、思う事があります。


人の動きをみて、自分の中にイメージを取り込み、比較的すぐ出来る子や

無意識にスッとやってしまう子や


『答え』をすぐに人に委ねる子や


(自信がないから)時間はかかるけど、出来ることが分かるとすぐに取り込める子


出来ないことに果敢にチャレンジする子、


チャレンジする意欲と勢いはあるけど、人の話を聞かない子・・・などなど



今日だけに限らず、本当に子供たちは多種、多様で面白い。


すぐすぐ、出来るようになったり、結果がでるわけではないからね、と

言いましたが、


少しでも、身体が健康に、練習にちゃんと参加して


バレーボールが上手くなる、何かきっかけとなればいいな、と思います。









  


2017年08月11日

肩の痛みと股関節?

身体は、本当に不思議です。


肩が痛くても、原因が別のところにある場合がほとんどで

全身の動きをしっかり観察しないと


痛みがある部分に目を向けているだけでは改善しないことがほとんどです。



今日は、半年前からパーソナルトレーニングを担当していた

中学生の子(野球)を、久しぶりに訪ねました。


今月末に開催される「離島甲子園」が控えているなかで、


「肩の調子が悪いから」と連絡をいただきました。



この子と出会ったもともとのきっかけは「腰痛」でした。


いろんな治療を施したけれど、あまり・・・ということだったのですが


運動能力は非常に高い選手だったので、動作の指導を徹底して指導することで


本人も、努力してくれて、改善も早かったのですが、


身体がまだまだ小さい(細い)上に、股関節の可動域が狭いので


腰痛よりも、時折肩の痛みは訴えていたのは記憶にあります。



今回も、股関節(特にお尻の筋肉と太ももの後ろ)回りを動かしながら、緩めることをメインに


・・・「股関節を動かす」=「体幹を動かす」 ことに結果的に繋がりますから


体幹とのつなぎ目である「肩」は効率よく動かさざるを得ない、という感じでしょうか。



あとは胸椎の伸展(胸を前に押し出す動き)に制限がかかっていて


すぐ背中が丸くなる。


その大きな原因はやはり「股関節」でした。


股関節へのアプローチが先か、体幹が先か・・・これも個人差がありますが


最近は一緒に上手く動かせるように、指導しています。




一般的に野球選手の肩の痛みは、「片脚で立つ」動作で、だいたい原因が判明するといわれています。



実際、動いて(野球の動作)みないと、まだ原因が隠れているかもしれないです。



人間のカラダは面白いんですが答えがあってないことなので



こうやってパソコンに向かいながらも


「もっと出来たこと(やるべきこと・みるべきこと)はなかったかなあ」 と


ずっと頭で考え、やはり心配してしまうのも


この仕事の悩ましいところ・・・



でも、この子がケガで中学生活が潰れずに、高校まで健康に繋がってくれたら・・・


男の子は身体も今からどんどん変わるので、

もっと先々のことを考えると、本当に楽しみで。



心配したところで、仕方ない。


また、何かあれば、考えてサポートしていくのみです。
  


2017年08月10日

部活動へトレーニング指導

夏休みということもあって


部活動からの「トレーニング指導」の依頼がぼちぼちきています。


昨日は中学生のバスケットボール部へお邪魔しました。


このチームへは2年前、指導した事があります。

中学部活動でのストレッチング指導



先生からの今回の指導要望は


・以前指導したメニュー(ストレッチング・フットワークドリル)のチェック

・短距離走(短いダッシュ?)を速くしたい


あとはバスケットボールの技術を高めるうえで、「股関節を安定させる(スタビリティ?)」

というフレーズを耳にしたけど、具体的にはどういうことなのか?というご質問。


・シュート時の構えの安定性を高めるにはどうしたらいいのか?



よく、ありますよね・・・技術指導の上で

「動作はイメージできるけれど、実際トレーニングとして取り入れるには何をすればいいんだろう?」


「体幹トレーニングが大切だとはいうけれど、このトレーニングは本当に効果があるのか?」


体幹トレーニングについては、「効果はあります」が、

その種目が、選手の成長段階やチームづくりの時期的に

”適切な時期” と ”導入のアプローチ” そして ”目的” は 

トレーニング指導する側にとっても、一筋縄ではいかない難しさ。


日々変化、成長する子供たちへ与えるメニューの「正解」はあってないようなものなのですが



私は、私の専門知識を、部の活動の中に『投じる』ことで起こる


化学変化のようなものが、面白いと思っています。


そこには、個々の能力や年齢が違う子供たちがいて


先生の技術指導における信念があるからこそ


一つのトレーニングプログラムが現場それぞれに応じて


面白い変化を起こす。本当にいい形につながるかもしれないし、ダメかもしれないし。



それはやってみないと、わからないことで。



昨日も指導しながら・・・与えられたものを、何の意味もわからずやらされるか


このメニューは「こういうところを意識するのか」「こういうところがバスケットにつながるのか」


それを知る、理解できた子供たちは目の色と取り組み方が変わります。



私の中に、そういう経験をまたひとつ積ませてもらった時間でした。




数週間後、もう一度チェックさせてもらえたら、と思っています。


思うような効果や、思うような取り組み方・・・それはできてなくて当たりまえ。


その中に、小さくても昨日と絶対違う変化を、子供たちの中からみつけてあげたいと思います。







  


2017年08月08日

宇検村で合宿中

チームは昨日から、宇検村で長期の合宿中。

残念ながら、台風で島外からのチームが来れなくて、単独合宿です。


今日は少し時間があったので、みにいきました。


たった1日半ですが、すでにお疲れ気味のみなさん・・・(笑)。


そりゃ、日ごろ3時間程度の練習しかできないのですから、


長いよね・・・


いい意味で、2~3時間の日々の練習は集中して取り組んでいますが、


技術的な面を高めたり、全員のスキルを高めるには


それでは時間が足りないから、仕方ない。頑張って~


私も体育館到着直後から、1年生が来ました。一人は膝、一人は腰。


膝の子は、昨日携帯のfacetimeで動きをみせてもらって、大方の原因がわかったので


ストレッチングを指導しました。


便利な世の中です。動画のやりとりで簡単なアドバイスや原因を究明できるのですから・・・


昨日よりは、ましになっていました。もう少しきちんと説明と指導をして、


痛みは消失。早い段階で対応できると、早期復帰が可能です。



もう一人の子は、腰回り、背中回りがガチガチになってました。


こうなるとほおっておくほど、痛みはどうにもならなくなります。


何か、自分なりに取り組んだり、昨日のように相談すればよかったのでしょうが、


そういうところ(考え方)も含めて、今からです。


少しづつ、自分のカラダを知って、何を自分のトレーニングとして取り入れて、


身体づくりの大切さと自己管理を


1年生は今の時期から繰り返し、繰り返し、繰り返し、教えていきます。



午前中最後は、時間をもらえたのでトレーニング指導させてもらいました。


合宿中はウエイトトレーニングができないので、自重負荷のトレーニングのチェックと


ジャンプ動作の基本動作を、これまた繰り返し、説明しながら・・・



女の子は、どうしても太ももの前側を使ってしまいがちになるので


太ももの後ろの筋肉やお尻(股関節)を、実際のプレーの中でどう使っていくのか


自重のトレーニングとジャンプスキル(レシーブ動作なども)


ほぼ一線上にあることをコツコツと伝えていきます。



1年生は頭に???がたくさん出てます。


2年生はやればやるほど「わかった!」という言葉が出てきます。

(実際はわかってないことも多いのですが、違いを掴めた瞬間は本当にキラキラ、素晴らしい)



1年生、初合宿。いろんな経験しながら、いろんな事を観察しながら・・・


成長に期待。


いろんな発見を聞かせてもらえることを、楽しみにしておこう。
  


2017年08月05日

女性アスリートのコンディショニング その2

雨風がすごいですね・・・

7年いた中で、一番の雨の量です。うちはかろうじて停電こそしていないものの

この雨が続くと、どうなってしまうんだろうと、不安は拭えません。


こんなに家に居ざるを得ないことも珍しいので

やらなきゃいけないことを片づけながら、時折、外の雨にため息です。



前回の続きです。

女性アスリートの”三主徴”

①利用可能エネルギー量不足
②視床下部性無月経
③骨粗鬆症


これらは、それぞれ単独ではなく、相互に関連しています。

食事や運動の状況に応じて、健康な状態から、治療が必要な状態へ変化する。


女性アスリートの”三主徴”は、選手寿命の短縮や

将来、女性としての機能(妊娠のしやすさ)の低下に繋がることから


国際的にも重要な問題として取り上げられているようです。



これらの兆候が表れてしまうと、短期間で回復することは難しく、

特にジュニア期から続く無月経はとても問題が大きく

思春期を迎える前からの予防が非常に重要になってきます。


以下は、「三主徴のスクリーニングのための質問事項」として挙げられていた項目です。

1.月経は規則的にきていますか?

2.初めて月経があったのは何歳ですか?

3.最近月経があったのはいつですか?

4.ここ1年間で月経は何回ありましたか?

5.あなたはピルを服用していますか?

6.あなたは自分の体重を気にしていますか?

7.あなたはだれかに減量または増量することを勧められていますか?

8.特別な減量方法を実施していますか?もしくは特定の食品を避けていますか?

9.あなたは摂食障害になったことがありますか?

10.あなたは疲労骨折を起こしたことがありますか?

11.あなたは骨密度が低い(低骨量、骨粗鬆症)と言われたことがありますか?


ここに挙げられている項目は、もしかすると極端なものに感じられる方や、

該当しない方がほとんどかもしれませんが


問題とする女性アスリートが実在する、という事実や


減量に対して間違った考え方を持っている人が多いこと


ダイエットなどあふれる情報は、本当に今の自分に必要なことなのか


特に若年層には食に関しての知識も含め


教育は大事だと感じます。



どうぞ、ご家庭の食卓で、話題になさってください。


  


2017年08月04日

女性アスリートのコンディショニング

人間の成長過程を考慮する(幼少期・成長期・高齢期など)のと同様に、

男性、女性という性差についても

コンディショニングに考慮が必要になります。


女性アスリート特有の健康障害として・・・

ひとつはなんと、


①「利用エネルギー不足」

つまり、スポーツ活動するにあたり、身体を十分に使うためのエネルギー量が

食事などの摂取エネルギー量を上回る。

要するに、食べる量が足りていない人が多い、という。


これは、大きな問題です。

②「視床下部性無月経」

一昔前は、「生理が止まるくらい練習した」 それが、何かステイタスのような風潮がありました。

これは、単にオーバートレーニングによる影響や、

①にも繋がりますが、食べる量が足らないことによる急激な減量、もしくは

強制的、意図的な体重減少(ダイエット)によるもの、利用エネルギー不足、そしてストレス。


③「骨粗鬆症」

高齢者の疾病のようなイメージがありますが、これも成長期のエネルギー摂取、バランスによって

若年者にも大きな影響を与えます。

練習などによって身体にかかる負荷・ストレスは骨の代謝を促すものですが、

②のような状態が続くと、卵巣から分泌されるエストロゲンというホルモン濃度が低下し、

骨の成長に影響をあたえるそうです。

これは必然的に「疲労骨折」のリスクが高まります。


女性特有の「月経」は、アスリートであろうとなかろうと、きちんと起こるべきことであり、

指導者が男性であろうと女性であろうと、配慮しながらトレーニングに取り組むことは

とても重要です。


当然のことながら、女性特有のコンディショニングの崩れですから、


パフォーマンスの低下にもつながります。



女性は、どんなにパフォーマンスが優れていたとしても

一生のうちに妊娠や出産、そして閉経などライフステージにおいて性ホルモン濃度が変化する。

そしてこういう変化とともに、女性の心や身体の調子にさまざまな影響を与えます。



栄養学的な面も、大きく関与することですが


どんなに良い練習をしたり、どんなに素晴らしいパフォーマンスを備えていても


心身ともに健康である、ということは、


原則だと思います。



また、少しずつ、触れていきたいと思います。