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2017年10月30日

「かんたんテーピング講習会」終わりました!

昨日、「かんたんテーピング講習会」無事終了いたしました。

台風明けにもかかわらず、多くの方にご参加いただき

本当にありがとうございました。


講義の内容と様子を少し載せたいと思います。

金久中の武道場にて。初めて入りましたが、まだまだ畳もきれいで、いい場所でした!


腰のテープの様子です。


自分でも貼れる!というテーマだった・・・ので自分で貼ってみてます。
が、長ズボンは、失敗でした(苦)。


今回は「誰でも、かんたんにテーピングを使ってみよう」をテーマに

決まった長さのテープ(キネシオテープ)をたった2~3枚で

痛みがあるような部位に貼ってみる、という内容でした。

キネシオテープも、”裏紙”のはがし方、テープの端の切り方など

ちょっとしたポイントをお知らせしつつ、



「実際貼ってみると、こんな感じ。貼った後に動かしたら、こんな感じ」


とにかく、まずは「試して」みないことには、


もし本当にテーピングが必要なときに、勇気をもって使えないような気がします。



小学生や中学生も親子で参加してくださった方も多く、


「かんたん」だけど、いざ試してみると・・・?


私も、極論まで「かんたん」にこだわりましたが、

テープを使ったことの無い人には、これでもまだ「難しい」のかもしれない・・・


私にとっても発見や気づきがありました。



決してスポーツするような人、特別な人だけが使う、特別な方法ではなく


日常でも、なんらかの「痛み」を抱えながら、不安に感じる人にも


活用してもらって、少し動きがスムーズになれば、いいなと思います。



でも、ここは大切!「テープは予防のために使うもので、治療とは違うこと」

おおむね、キネシオテープは「痛みのある部位に貼る」ことが多いのですが、


これ以上負担がかからないように(予防)貼るのであって、

実際、痛みの原因は「テープを貼った部分ではない」ことがほとんどです。


それは、個々の体の使い方、筋力、柔軟性など「スポーツの動作における身体の使い方」という面を

観察し、原因をみつけて、改善のアプローチを図る。


これがトレーナーの役割であって、大事なのは、ケガをどう予防していくかということ。

そういう考え方が前提だということはしっかり伝えさせていただきました。




さて、次の講師の依頼は・・・名瀬中学校です。


家庭教育学級でテーマ

「やってみよう!身体づくりの基本 ストレッチングと体幹トレーニング~怪我の予防からアンチエイジングまで~」

という内容で、ストレッチングと体幹トレーニングを体験してもらいます!


中学生の部活動はケガの一番多い時期・・・保護者の皆さんにも「成長期の身体」について

少し学んでもらったり、保護者の皆さんこそ「身体を使う必要性」をあらためて認識してもらいつつ


心地よく、身体を動かしてもらえたら幸いです。


頭と身体を使って、心身ともにスッキリしたい方は是非ご参加ください!


  


2017年10月25日

「若いアスリートは、いろんなスポーツを経験すべき」という考え方

最近のフィジカルトレーニング界では

もっぱら取り挙げられている内容です。



実際は最近・・・に始まったことではないです。ずっと言われていたけれど、


ようやく世間が現実問題として捉えて始めている、いうところでしょうか。


簡単に言うと、


「日本のアスリートは技術を磨くことに重きを置きすぎている」


という現状がかなり問題だということです。


このコメントを述べているのは
(株)ドームのパフォーマンスディレクター兼ゼネラルマネージャーの友岡和彦氏。

トレーニング界では実力ともに有名な方です。


「テクニックを持っていれば(ある程度の事が)出来るようになるが、得るべきからだを持っていないがために

”早熟”になり、結果頭打ちになってしまう。リトルリーグやサッカー、体操競技の選手は

18歳までにトップ選手になるが、その時期を過ぎると彼らのパフォーマンスは低下する。

逆にアメリカとヨーロッパのアスリートは20歳を超えてからだんだん良くなる」

と述べてあります。


また、他の文献でも青少年におけるタレント発掘についても言及されており


暦年齢でグループ分けされる時代から、すでに身体年齢(発育や成熟)に関する属性に基づき

グループ分けしていく考え方へ流れができつつあるようです。


暦年齢で区分すると、4月生まれの子が、3月生まれの子より体格的に有利だからです。


同学年でも年齢的に若い(早生まれ)の子は

サッカーのように年齢で区切られる競技において選抜選手から外される可能性が20倍!

といいます。

前者について、私の経験上、

高校生や大学生を指導していて、

専門スポーツの技術はとても高いけれど、他の動きが出来ない子もいます。

専門スポーツ以外の経験が少ないから、です。

確かに(プレーは)上手いけれど、もっと能力を引き出すためには、受け皿である「身体を準備する事」が大事です。

身をこなす事の重要性よりも、目先の技術習得がどうしても先行して(難しくて出来ないから…と受け入れようとしない場合がある)

(上手いんだけど)結果、「プレーが伸びない」。

プレーはそれほど…だった子もきちんと身体を使いこなせるようになると、驚くほどの技術を身につけていく事もある。

勝つ事は大事。一生懸命練習する事も大事。

でも、身体を壊してしまったり、勝つ事でしかスポーツの価値を見出せなかったり、
評価されないと感じてしまう、そんな子供達を

大人が育ててしまうのは、もったいない。


海外と日本の、体育・スポーツの概念の違いは否めません。価値観が根本的に違うというのもありますが…

スポーツそのものを"楽しむ"事を
なんでもいい、いろんな経験して欲しい。


せめて、トップアスリートの育成の考え方は

世界基準で、世界と戦える選手を。


その母体となる…目の前の、今の子供達へ

ここ奄美でも、ちょこっと配慮が出来たらいいなと思います。

  


2017年10月24日

かんたんテーピング講習会

イベントの告知です。

10月29日(土)19時~ 金久中武道館にて

「かんたんテーピング」講習会を行います!




テーピング用のテープもいろいろ種類がありまして、

目的や用途に応じて選んだり、使い方があるのですが


今回は「キネシオテープ」を使って

・脚部・足部→シンスプリント、オスグッド病、アキレス腱炎、足関節捻挫対応
・腰部→腰痛対応
・手指→突き指対応
・肩→インピンジメント、肩痛対応

短時間ですが、誰でもサクサクできる・・・予定なので

欲張って、やってみます。


全部必要ない人は、たぶん観ているだけでも面白い(はず)。


テープ代込で¥1,000(おそらく、テープは1本¥500くらいする)はお得です。

確実に余るので、持ち帰ってお使いください。


ご予約は奄美体験交流館
 
56-2030

・・・までどうぞ。


テープの方法のみならず、おまけの情報が満載です。

  


2017年08月05日

女性アスリートのコンディショニング その2

雨風がすごいですね・・・

7年いた中で、一番の雨の量です。うちはかろうじて停電こそしていないものの

この雨が続くと、どうなってしまうんだろうと、不安は拭えません。


こんなに家に居ざるを得ないことも珍しいので

やらなきゃいけないことを片づけながら、時折、外の雨にため息です。



前回の続きです。

女性アスリートの”三主徴”

①利用可能エネルギー量不足
②視床下部性無月経
③骨粗鬆症


これらは、それぞれ単独ではなく、相互に関連しています。

食事や運動の状況に応じて、健康な状態から、治療が必要な状態へ変化する。


女性アスリートの”三主徴”は、選手寿命の短縮や

将来、女性としての機能(妊娠のしやすさ)の低下に繋がることから


国際的にも重要な問題として取り上げられているようです。



これらの兆候が表れてしまうと、短期間で回復することは難しく、

特にジュニア期から続く無月経はとても問題が大きく

思春期を迎える前からの予防が非常に重要になってきます。


以下は、「三主徴のスクリーニングのための質問事項」として挙げられていた項目です。

1.月経は規則的にきていますか?

2.初めて月経があったのは何歳ですか?

3.最近月経があったのはいつですか?

4.ここ1年間で月経は何回ありましたか?

5.あなたはピルを服用していますか?

6.あなたは自分の体重を気にしていますか?

7.あなたはだれかに減量または増量することを勧められていますか?

8.特別な減量方法を実施していますか?もしくは特定の食品を避けていますか?

9.あなたは摂食障害になったことがありますか?

10.あなたは疲労骨折を起こしたことがありますか?

11.あなたは骨密度が低い(低骨量、骨粗鬆症)と言われたことがありますか?


ここに挙げられている項目は、もしかすると極端なものに感じられる方や、

該当しない方がほとんどかもしれませんが


問題とする女性アスリートが実在する、という事実や


減量に対して間違った考え方を持っている人が多いこと


ダイエットなどあふれる情報は、本当に今の自分に必要なことなのか


特に若年層には食に関しての知識も含め


教育は大事だと感じます。



どうぞ、ご家庭の食卓で、話題になさってください。


  


2017年08月04日

女性アスリートのコンディショニング

人間の成長過程を考慮する(幼少期・成長期・高齢期など)のと同様に、

男性、女性という性差についても

コンディショニングに考慮が必要になります。


女性アスリート特有の健康障害として・・・

ひとつはなんと、


①「利用エネルギー不足」

つまり、スポーツ活動するにあたり、身体を十分に使うためのエネルギー量が

食事などの摂取エネルギー量を上回る。

要するに、食べる量が足りていない人が多い、という。


これは、大きな問題です。

②「視床下部性無月経」

一昔前は、「生理が止まるくらい練習した」 それが、何かステイタスのような風潮がありました。

これは、単にオーバートレーニングによる影響や、

①にも繋がりますが、食べる量が足らないことによる急激な減量、もしくは

強制的、意図的な体重減少(ダイエット)によるもの、利用エネルギー不足、そしてストレス。


③「骨粗鬆症」

高齢者の疾病のようなイメージがありますが、これも成長期のエネルギー摂取、バランスによって

若年者にも大きな影響を与えます。

練習などによって身体にかかる負荷・ストレスは骨の代謝を促すものですが、

②のような状態が続くと、卵巣から分泌されるエストロゲンというホルモン濃度が低下し、

骨の成長に影響をあたえるそうです。

これは必然的に「疲労骨折」のリスクが高まります。


女性特有の「月経」は、アスリートであろうとなかろうと、きちんと起こるべきことであり、

指導者が男性であろうと女性であろうと、配慮しながらトレーニングに取り組むことは

とても重要です。


当然のことながら、女性特有のコンディショニングの崩れですから、


パフォーマンスの低下にもつながります。



女性は、どんなにパフォーマンスが優れていたとしても

一生のうちに妊娠や出産、そして閉経などライフステージにおいて性ホルモン濃度が変化する。

そしてこういう変化とともに、女性の心や身体の調子にさまざまな影響を与えます。



栄養学的な面も、大きく関与することですが


どんなに良い練習をしたり、どんなに素晴らしいパフォーマンスを備えていても


心身ともに健康である、ということは、


原則だと思います。



また、少しずつ、触れていきたいと思います。  


2017年07月08日

食事の勉強会

今日は体育館が使えないので、ミーティングの日。

毎年恒例、「スポーツ栄養学」。
食事からのコンディショニングについて学びます。





講師は最近、産休に入った家庭科の先生。

基本的な内容は毎年変わらないのですが、
我が家の食事をチェックすると…

あれが足りない、これが足りない。量が足りない。


生徒も、やっぱり食に関して勘違いしている部分も多く、

「もっと、食べても大丈夫なんだ…食べなきゃいけないんだ…」

そういう事は理解出来たと思います。

合わせて、水分補給に関してや、女性なので栄養不足やストレスが生理不順にも影響する事、カルシウムと骨粗鬆症…など

「身体が資本」のスポーツ選手にとって
食事、栄養摂取は毎日の事だからこそ考えて、意識的に摂らなければならないこと。



意外と知らない、自分の身体、健康について

改めて考える機会となりました。


でも、こういう積み重ねは

数年前からするとケガが減り、体力も身につき、体格も大きくなり

パフォーマンスを高めるための土台はしっかり築けてきています。



彼女達が、いつの日か親になったとき

自分達がこうして、身を以て学んだ事を

生かしてくれたら…


そんな願いも込めて。


健康な命ほど、大切なものはない。

自分の身体を、まず大切に考える事が

私は大事だと思います。  


Posted by ここ at 07:54Comments(0)for teamスポーツ情報

2017年06月29日

「水分補給と熱中症」講習会 今週土曜日です!

今週土曜日19時~ 文化センター2Fで行います!



以前、ブログで告知してから・・・すでに何件か脱水状態の方をみてきました。。

うちの娘も、まさかの熱中症に(汗)

「トレーナーの娘が!」

って声が聞こえてきそうです・・・(笑)


娘には悪いのですが、おかげで非常に面白い(興味深い)経験をさせてもらいました。

それは、

『脱水の状況を、処置してくださった方から細かく聞けたこと』

『熱中症を起こした子のご家族の気持ち』


いつも現場で応急処置をする立場で、

私がいたら、周りの方は「私に任せる」ので


実際、どんなことが現場で起こり、処置をしながら何を感じるのか?


私は観ることは少ないのです。

また、自宅に帰ってから、家族はどう対応するのか、本人はどう反応するのか?


自分が体験できて、本当に良かった(良かった、というのもおかしいですが・・)!



私は、熱中症が起きた場を何度も経験しているので、ある程度の判断・対応はできるのですが


これが、実際に「今目の前で起きた時」


あなたは、本当に適切な応急処置、できるでしょうか?


その場に氷など、冷やすものがなかった時、どう対応するでしょうか?


顔を真っ赤にして、「大丈夫」という、患者の言葉をそのまま信じますか?


そして、自分の子が、立ち上がれないほどの状態になったとき、


親として、どう思うでしょうか?



スポーツ現場、いやどこでも「事故」は起こりうることで、


「自分の子は大丈夫」 


そう信じていたいのが、親の心境です。実際、私もそうでした。


娘には申し訳ないのですが・・・(わが子であるにも関わらず、非常に冷静に観察したので)


「心配」


・・・ですよ。ホント、親の立場からすると。


なんか、そういう・・・一口に「熱中症」といっても、ピンとこないかも(身の回りで起こると思わないから)

しれませんが、


『備えあれば、憂いなし』


きちんと、知識を学ぶことで、不安が解消されたらいいなと思います。


知っていれば、予防ができる疾病です。


水分補給のタイミング、方法、そしてなぜ必要なのか、という理論を


こういう、現場の「心情」を踏まえて、より身近に感じてもらえるよう

みなさんに、お伝えできればと思います。



体験交流館→56-2030 ご予約お願いいたします。


  


Posted by ここ at 13:45Comments(0)スポーツ情報

2017年06月07日

「水分補給と熱中症」 講習会開催のお知らせ

今年度第1回目ASAスポーツ講習会のお知らせです☆



梅雨入りの蒸し暑いこの時期から熱中症の対策は欠かせません!

毎年どこかで起こる熱中症。予防の啓発に今一度学びにきませんか?

ご予約は奄美体験交流館まで 電話:56-2030



☆各チーム・企業・グループ単位でもセミナーやります!

定期的にASAでやっているスポーツ講習会ですが、

「興味はあるけど、都合が合わない、場所が遠い・・・」

「子供には内容が難しそう」

そんな時には、ご連絡いただければいつでもセミナーを行います!

・最後の大会、いいコンディションで挑みたい
・新チームになって、体づくりはどうしたらいいの?
・水分補給、食事などの大切さを子供たちにきちんと教えたい
・怪我したときに、保護者は何をしてあげられるのだろう?

などなど・・・

「学ぶ」ことで、子供たちの健康や成長を守る事ができます。
もっと身近に、”トレーナー”というコンディショニングの専門家を活用してみませんか?

ご要望、希望の日時などメールでお気軽にご連絡ください。

mail : a.misaka9573@gmail.com
  


2016年10月18日

「基本のストレッチと体幹トレーニング」教室 開催

19日(水)19時〜 奄美小学校体育館にて

「基本のストレッチング と 体幹トレーニング」というテーマで、セミナー(?)やります。



これは「配田が丘地区」の子供達を対象とした「寺子屋」という地域活動の一環で、
「特別講座」という枠を頂いてお話させてもらう事になりました。

小学生とその保護者が対象です。

親子参加なので、

子供が飽きたら、気軽に抜けて帰れるように・・・時間が経つにつれてレベルをあげてみる。

19時~ 「運動すると頭が良くなる?ってホント?」・・・みたいな話をちょっとして
    
    一番簡単な、よくあるストレッチング(実技) 

19時半~ もうちょっと動いたストレッチング
     ウォームアップで使えるもの(実技)

20時前~ なんで、「体幹トレーニングっていいの?」って話と 
     よく本とか、TVで見かける体幹トレーニング、ホントはどんなモノなのか
     体感してみよう(実技)


参加料は100円。家族で何人来ても、100円。

子供も出来るけど、けっこう大人が必死に出来る感じに仕上げてます。

頭も使ってもらいます。


終わった後の爽快感はお約束します。


お暇な方はぜひどうぞ。 
  


2015年12月17日

スポーツ少年団認定員認定講習会にて

昨日で今年の講習会、講師の仕事が終わりました・・・

あ、これは先週末の話です。

スポーツ栄養は私の担当ではありませんが、これもあったという事で。。


疲れた・・・(笑)

ありがたい事ではありますが、ものすごいエネルギーを短時間に使う感じ。


13日は鹿児島県体育協会の方から、半年前に依頼があった講師の仕事を終えました。



「講師やるなら、ついでに資格講習、受けたら?」なんてうちの少年団の監督が言うから

軽く話にのったら・・・大変!2日間、朝9:00~18:30 まで みっちり!


試験、できたかなあ・・・これでダメだと辛いなあ(苦)。



正直、「少年団」という括りがあまりわかってなくて、

保護者としてお手伝い程度での関わりなので、子供たちに指導するつもりはないのですが・・・


初めて「少年団」の理念やら、構成やら、組織やらを学ばせてもらったら


非常に、深い。。。


なるほど、と思ったのは、

『少年団』 は(財)日本体育協会の組織の中にあり、その理念は「スポーツを楽しむ」というもの。

つまり、「競技力向上は目的としない」のです。

「競技力向上を目的とする」組織は 『JOC(日本オリンピック委員会)』 が一手を担う。


きちんと線引きされ、目的がはっきりしている。


一応、今回は受講者でもあり、講師の立場でもあったので、

県体育協会、少年団の担当の奥田先生にいろいろお話を聞かせていただきました。


また、各少年団の組織構成も、きちんと確立されていて

「団員(リーダー含む)」「指導者」「育成母集団」


正直いって、いまいち少年団と親の関わり方がわからなかったけれど、

ちゃんと形があるんだ~と、納得。


これは、うちの少年団の保護者の皆さんにもお知らせしないとなあ、と思ったり。


そして、何より講師の先生方のお話しがとっても素晴らしくて・・・

わあ、すごい!私なんて足元にも及ばない~・・・むちゃくちゃそういう面も勉強になって


やっぱりこういう場に参加するのは大事なことだ。



私が担当した「トレーニング論Ⅰ」 

体力の分類、トレーニングの理論、トレーニングの考え方、トレーニングの種類など。


正直、私は ” この知識が本当に少年団活動に必要なのか ” ?と疑問を抱いていました。

・・・が知識は知識として、大事で基本的なことばかり。


でも、この講習を受講して

「これからの指導者は科学的な根拠をもとに、子供たちの指導にあたってください」という文言を何度も

どの項の講師もおっしゃっておられ、

「3K(根性・勘・経験)のみの指導からの脱却」を図るため、


「指導者も、学びましょう」


最大のコンセプトはココだと気づかされました。



少年団の指導者の方々は、ボランティアでほぼ活動されている方がほとんどです。


みなさん「子供たちのために」尽力いただいています。


だから、もっとシンプルに、子供たちを主体ととらえれば


必要以上に技術の指導は要らない、のかもしれません。



ただ、異なった性格、体格、体力を持つ子供たちを安全に活動させるためには


最低限、指導者はこのような知識を持つべきだと思いました。


どんな形であれ、子供たちを扱う以上「責任」があり

そこに子供を所属させる保護者も、「認識」すべきと思いました。



保護者の立場で、トレーナーの立場で、そして生涯スポーツ活動の中で・・・と

幅広い年代のスポーツ活動を眺めながら


「スポーツって楽しむもの」 スッキリとした気持ちになりました。


私が今、こうしてスポーツに関わることができているのは


まぎれもなく、私という人間を生かしてくれた 「指導者」のおかげであり


そういう子供たちが、指導者のみなさんの努力で


救われることを、期待しています。








  


2015年11月24日

第2回ASAテーピング講習会 終了!

21日土曜日に行いました「ASAスポーツ講習会」 

テーピングの実技講習、多くの方にご参加いただき無事終了いたしました。




中学生、高校生の参加もあり、

みなさん、積極的に質問で手を挙げていただいたり

観るほど、うまく巻けない難しさや

「特定の関節の動きに制限をかける」ことのできる

テーピングの効果を体感していただきました。


救急箱に眠ったままのテープを、少し見直して、活用していただけると幸いです。


来年1月16日は「体幹トレーニング」のテーマで


第3回の講習会をすでに計画しています。


そんな予告をした直後に、


「腹筋はむちゃくちゃ鍛えていたのに、腰痛になってしまい、治るのに結構時間がかかった」


と話をしてくれた方が。


サブタイトルは決定! 

「 圧をかける、圧に耐える 」 かな・・・


現在、高校生へ「体幹の強化」は、大きなテーマの一つとして指導に当たっています。


少しづつ、自分のカラダと向き合えるようになってきた彼女達の指導を通して、

より伝わりやすい、シンプルな言語で

「体幹を安定させる大切さ」を講習会の場でお伝えできるよう


引き続き、自分の技術を極めていきたいと思います。



今回を皮切りに…今年はあと4つ、講義・講習が待ってます。

こんな時期もあるんだな、と(笑)。有難い事です。


私自身に出来る事は限りがありますが、何か皆さんの+αの発想に繋がれば…と

自分の役割を全うしたいと思うところです。  


2015年11月05日

ASAスポーツ講習会のお知らせ

今月21日土曜日、三儀山でテーピング講習会をします!


今回のテーマは、足関節と指、手関節のテーピング固定です。

再三、行ってきたテーピング講習会ですが、以前参加された事のある方は

「復習」にいかがですか❓

参加費に、講習会で使用するテープも含まれていますが、
お手元にお持ちのテープ、使いかけのモノがあれば、そちらを練習に使って、お渡しするものはお持ち帰り下さい〜。

テープも、使わないと劣化しますからね…

他にも、買ってみたものの、用途わからないテープや、他の部位の巻き方も、時間の許す限りご相談に乗りたいと思います。

ご予約はASAスポーツアカデミーさんまで。。  


2015年10月29日

「トレーナーになる」には・・・

「トレーナーになりたい」

という学生さんが多い、という話をよく聞く。

「トレーナーで進路を希望している学生の受験の相談に・・・」と

学生を預かる先生の方からのお尋ねが時折ある。


選択肢としては、専門学校か、治療の資格(鍼灸や柔道整復師)をとるための学校か

・・・といったところが多い中、

九州のある大学の学科の中にある

「トレーナー養成コース」を目指しているという学生さんと話もしました。


私が学生の頃からすれば、勉強する場は増えています。


私が就職を「トレーナーで!」と考えた時、

「仕事はないし、お金を稼げないから、やめておきなさい」

とことごとく、夢を打ち砕かれた。


資格を取りに、海外へ行くことも考えた。

その当時、師匠に引きとめられた言葉が今でも頭をよぎる。



「日本でも、まだまだ出来ることは、ある。学ぶことは出来る。」




私は運よく、「トレーナー」で地元、広島の整形外科に就職することができたのですが、

自分の力では全くなく、

人との出会いが、本当に大きかった。


20年経った今でも、「トレーナー」という役割は素晴らしいと思う。

私は、世の為、人の為に…と大きく活躍する事よりも、結婚や出産という道を選択した。日本、世界へ目を向ける事より、自分の置かれた環境の中で出来る精一杯をやる事にした。

それでも、この、ような活動をしている人はまだまだ少なく、課題も沢山ある。


トレーナーにも、いろんな選択肢がある。しかしながらトレーナーの根本的な「課題」というものは昔も今もあまり変わっていないように、世界でも活躍されている友岡和彦氏のコラムを読んで思った。


・ 一般サラリーマンとは違い、安定した収入の保証はない(長く働くか、単価を上げるか)。

・ 歳をとっても、20代の若い子達と健康にカラダを動かしていけるか。

・ プロで働いたとしても、働き盛りの40・50代での解雇も珍しくない。


また、現在活躍されているトレーナーの方達は、大学を卒業したのち、大学院か海外の大学、

さらには博士号、さらには治療の資格・・・と

莫大な投資をしてきた方が沢山いらっしゃいます。


そんなに活躍していない、私も然りです。

資格の保持には継続学習が必要です。私は微々たるものですが、


活動する限り、自己投資は続きます。


もっとも、自分の健康と体力の維持には気を使わなければならない年齢になってきました。

おかげさまで、ケガや痛みは自分で治す術を身につけたのですが、

鍛え続けるためには、気力とやはりお金(奄美は安いので助かります)が必要です。


そして、なかなか・・・トレーナーの活動自体がボランティアから抜け出せないのも現状です。

ちゃんと、お金を頂いて、活動するようにしていますが、

 「あの人に頼んだら、お金かかるよ。」 と後ろ指刺されることも、しばしばです。


当然、こちらも、しっかりと知識と技術を使いこなさければなりません。



トレーナーという活動を、れっきとした「職業」として確立できるように


これからの、夢を持つ学生さんに胸をはって

「トレーナーという仕事はね、いろんな人の手助けとなって、やりがいのある仕事なんだよ。」と


言ってあげたいですね。

昔の私のように、夢を打ち砕かれる言葉は、かけたくない。




最後に私が今考える「トレーナー」への道です。


どんなトレーナーを目指すか、にもよりますが・・・「大学進学」を勧めます。

前述した進路の相談を受けた学生さんの、推薦入試の内容を見せてもらいましたが、

かなり深い内容まで、受験時にトレーナーの知識を持っておかなければ

恐らく面接試験でことごとくやられてしまうでしょう。

それは、その学校で学べるカリキュラムの質や、

そこを受験する学生の意欲も、ある程度高いものとなることが考えられます。



そのために、確実に中学校、高校の勉強をこなしておくこと、です。


現在の思いや考え方は、未来も同じかといえば、そうではありません。

その時点で、「大学」か「専門学校」か、決めればいいことです。

必ず出会う人、置かれた環境によって、変化していきます。


「トレーナーになりたい」という今の気持ちを大事にして、将来に生かしたいと思うならば、

今、出来ることは、学校の勉強に励むことです。


将来のために、選択肢を広げるためには最低限、学校の勉強をクリアすることです。


なぜなら、トレーナーの必要知識に、高校で学ぶ生物、化学、物理が必要だからです。

トレーナーは、今後科学的なデータを読み取り、それを生かしていく分野が重視されるでしょう。


そのためには、やはり学ぶ姿勢を身につけておかなければなりません。



プロのアスリートが リタイア後の ”セカンドキャリア” を考えるように

「トレーナー」も、社会の動向を読み、多様性をみにつけて、身の振り方を時代に合わせて考えていく。


スポーツをビジネスとする事は難しい事かもしれないけど、魅力ある仕事です。

沢山の人と出会い、刺激を受けながら
夢を追ってみて欲しいです。
  


2015年10月03日

「運動」と「トレーニング」

「温故知新」

” 昔のことをよく学び そこから新しい知識や 道理を得ること

 また 過去の事柄を研究して 現在の事態に対処すること ”



トレーニングの世界も、常に新しいツールが生み出されています。

「コアトレーニング」や「体幹トレーニング」も

言葉が先走り、流行めいた時期も

もはや大昔のことのような感覚です。

(無論、重要なトレーニングの1つであることは、間違いありません。)



情報が交錯し、グローバル化したスピード時代の中で

自分の 「信念」 と自問自答しながら、何の情報を、何の為に活用していくのか?


自らの判断基準を、明確にしていくために


「 温故知新 (故きを温め、新しきを知る) 」


基本は、大切だと思います。
 


少し、時間に余裕があるときには

トレーニング理論の基礎 となる本を読み返したり、

活躍されているトレーナーさんの考え方をネットで検索したりします。



トレーニングには昔から変わらない 「 原則 」 というものがあり

その中核となるのが

「 漸進性の原則 」・・・身体を強化するには、少しづつ(=漸進)負荷を挙げて、身体をその負荷に適応させていく

「 過負荷の原則 」・・・身体を強化するには、「慣れている」刺激よりも、
               さらに大きな刺激(=過負荷)を身体に与える必要がある


日常生活と違う動作(スポーツだったり、行事だったり)をすると、疲れますよね?

普段の生活で、「座る」仕事の多い人が、旅行で、いつもになく「歩く」とする。

次の日、足が痛かったり、筋肉痛があることに気づく。

「日頃、運動不足だからなあ・・・」と、旅行をきっかけに、ウォーキングの時間を日常生活に取り入れる。

最初は10分の運動が、1週間後、15分、2週間後、20分に増やしてみる。

そのうち、「ウォーキング」から「ランニング」に。まず5分のランニングから始める。


・10分のウォーキングから、15分、20分と時間を増やす。

・ウォーキングからランニングにする。

いずれも 「 漸進性・過負荷の原則 」 に当てはまります。



運動の内容 (ウォーキング→ランニング) をかえたり、回数、時間、頻度など、

「 トレーニング 」とは、こういった負荷を変えることで、刺激に変化をあたえ

環境の変化に身体を適応させていくことをさします。


「 運動 」とは、同じ負荷、同じ刺激で、内容に変化をもたないものをさします。


これは、どちらが良くて、どちらが間違いというものではなく、


「 目的 」の違いで選択が変わります。


週1回でも、「 身体を動かして、すっきりしたい 」 という目的ならば

後者の、「運動」という定義は適当かな、と思います。


「 運動 」と 「 トレーニング 」 の違い


基本、原則、基礎は、全ての原点


不変なものであり、深いもの。


何か、新しい物事が巡ってくるその瞬間のために

今は、基本を丁寧に学び直して
その一瞬を見逃さないよう、待つ時期なのかな、と思います。。


















  


2015年09月05日

地方でも広がる?パーソナルトレーナー?

トレーナーを夢みて、トレーナーになりたくて、地元広島で就職活動している時に出会った先生と
この便利な世の中、Facebookで繋がり、先生の活動や考え方を遠くからでも学ばせていただいています。
そのFBで投稿されていた記事、「しーまブログ」にてシェアさせていただきます。


投稿された文面に、先生もおっしゃられていましたが、トレーナー(パーソナルトレーナー)という言葉はあまりに曖昧で、仕事の中身もトレーナーそれぞれ、バラバラです。

本来チームやスポーツ選手に対するトレーニング指導専門のトレーナーは

「フィジカルトレーナー」

と分類されるし、

ケガの応急処置やテーピング、ケガからの競技復帰までのフォローを専門とするトレーナーは

「アスレティックトレーナー」

と分類されます。

だいぶ、減ってきてはいますが・・・「トレーナーに相談すれば、ケガを治してくれる」
と、受動的な認識をされる方も日本には沢山います。実際、「トレーナー」はとても曖昧がゆえに、
治療資格(鍼灸師・柔道整復師・理学療法士など)を取得し、現場でトレーナー活動される方は重宝されます。

でも、実際は治療師とトレーナーは『別物』であり、それぞれ役割を相互理解しながら選手のフォローを担うのがベストです。

この記事でも触れられていますが、「パーソナルトレーナー」の火付け役が
今はやりの・・・『ライザップ』

広島でも予約待ち、といいますから・・・ホント、コマーシャルの影響は大きいですね!
『ライザップ』については・・・トレーニング終了後、果たして、どう体型をキープしていくのか・・・・そこに興味がありますね。


最近「米国のパーソナルトレーナー最新事情」という記事を読みました。


スポーツ大国アメリカにおいては、「パーソナルトレーナー」の認知度、浸透度、そして職業としての「パーソナルトレーナー」の社会的地位は日本でのイメージよりもはるかに上回るそうです。
日本でも、認知度は向上してきているものの、フィットネス参加率が人口のわずか3%、その中のさらにコアなユーザーのみが「パーソナルトレーナー」を利用している程度にとどまっている・・・(これでは仕事にはなりませんね・・・)

日本でも「ピアノを身につけたい」と思えばピアノの先生に習うために個人レッスンに通いますが、アメリカでは「カラダ作りをしたい」と思えば「パーソナルトレーナー」にトレーニングを習うようです。

私が一般の方にトレーニング指導している「コア・コンディショニング」に来られる方も、


「カラダづくりをしたい」、とレッスンに来られています。


しかしながら、これでは「パーソナルトレーナー」とは呼べません。
1人1人、カラダも違えば、ニーズも違う。言葉のとらえ方も、動作の感覚も違う。
その日の体調も違うじゃないですか。

レッスンしながらも、毎回毎回、「これでいいかなあ?本当に伝わったかなあ・・・?」
その繰り返しです。
ですが、この「フィットネス・スタイル」でもクライアントさんが笑顔で喜んでくださったらいいのかな、と思いつつ
私の中では葛藤の毎日です。


いつか、「カラダを鍛えること」で健康を獲得できたり、
「カラダを鍛えること」でパフォーマンスを改善できる、という
世の中の流れを、作れたらいいなと思います。


そのためには「本物」であること。

1)実力が本物であるということ
2)常に情報をアップデートし、勉強していること
3)プロ意識が高く、社会人として自立している
4)コミュニケーション能力が高いこと
5)自分自身が身体を鍛えていること


そう。環境を嘆く前に、私自身、やるべきことはまだまだある。

意識を高くもち、これからも「本物」を目指します。




  


Posted by ここ at 14:07Comments(0)スポーツ情報

2015年09月03日

「体力」をつけるには?

今日も、書きます。今日は久々「トレーニング」についてです。

「体力」といえば、何が思い浮かびますか?
「体力をつける」と聞いて、どんな手段が思い浮かびますか?


恐らく、半数以上の人は
「走る」
「長い距離を走れる体力」
「長い時間走れると体力がつく」

私も、そう信じてきた人間です。

そして、「体力をつけろ!」と言われるたびに、走らされてきた1人です。
専門用語言えば『最大酸素摂取量(Vo2max)』が高まれば、長時間プレーすることや疲労からより早く回復することが可能になる、という考え方です。
(*最大酸素摂取量・・・全身の細胞レベルで利用することが出来る酸素量の最大値)

最近、トレーニングプログラムを立てる中で私の迷いは、この

「走る」

ということでした。


現在プログラムを立てている種目は「バレーボール」のみですが、
バレーボールという競技は、ジャンプや方向転換の能力(パワー)、スピードの要素が求められる競技です。

プログラムを立てる上で、考えなければならないポイントは

「スポーツの特異性」

です。
どういう意味かといいますと、
バレーボールの試合中、ずっと同じペースで走り続けるような場面はない、ということです。

いわゆる「体力=走る」というセオリーは当てはまらない競技、ということになります。
しかもチームスポーツのほとんどすべては「スピード」と「パワー」が要求されます。


以下は文献でよく目にする文言です。
-パワー系選手の有酸素トレーニングを実施すると、結果的に『最大酸素摂取量』は高まったが、パフォーマンスには変化がみられなかった。

-「サッカー選手は1試合で約10km走る」「テニスの試合は2時間以上続く」のだから、より早い回復には有酸素系システム(長く運動を続ける機能)が重要だ。

続けて、こう述べてあります。

-しかし、このようなことは問題ではない。問題なのは、どのくらいのスピードで、どのくらいの時間で、である。テニスの試合では約2時間プレーしているが、そのうちスプリント(ダッシュ)と休息の比率はどのくらいだろうか。

もう一つ、よく目にする文言ですが・・・
-持久性トレーニングに集中しすぎると、スピードの発達に悪影響を及ぼす可能性があることも考慮しなければならない。逆をとれば、スプリンターを長距離選手にするのは簡単だともいえる。


そうなんですよ・・・

身体、というのは適応するからトレーニングの効果が反映されるわけで、
いくら「体力をつける」ために長い距離を走れるようになったとしても、

競技特異性からみれば、
昔から言われていた「長い距離を走れる体力」は
バレーボールやサッカー、テニスやバドミントンなどの技術改善にはならない、わけです。

当然といえば、当然です。


では、それでもやっぱり「走る」トレーニングをチーム取り入れるべきと思っている・・・
しかも、「長距離走」です。

そこには、「トレーニングの目的」が関係します。
長くなりそうなので、また続きは明日書く事にします。。
  


2014年11月18日

第3回ASAスポーツ講習会終了!

先週の土曜日に朝日小体育館で行った

「第3回ASAスポーツ講習会」
最終的には定員を超えて34名の受講者の方々を迎えて、
無事終了しました!


こんなに集まっていただけるとは、正直思わなかったのでびっくり・・・
ありがとうございました!


しかも、今日の奄美新聞に、講習の様子がなんと「カラー写真」で掲載!


ありがとうございます~!感謝です!


内容は「アスレティックリハビリテーション」。
主に腰痛が起きた場合、足関節捻挫が起きた場合に

復帰までどういうプロセスで選手を導くか・・・というテーマのもと

ストレッチングや腹筋・背筋の実技と
足関節捻挫、復帰への最終チェックともなるドリルを実技として行いました。


前回の反省を生かし・・・

子供達には「”えっと・・・”は使わない!」とメモ書きまで貼られ(笑)

なるべく実技に時間をとれるように作ったスライドを半分以上捨てて

準備していた・・・にもかかわらず・・・


必死すぎて、記憶がない・・・⇒⇒ 時間が思うように使えず、やはり反省。。。


どよよ~ん・・・


余裕もないので、せっかく来てくださった方々へ、挨拶もできず、さらに反省。



・・・・全力を使い果たして、いつもこのザマですが、

受講者の方々からの温かいお言葉を沢山いただき・・・


無事終われて、良かったなあと、思うところです。


内容を絞ればいい事は分かっているんですが


まだまだ軌道に乗らない講習会・・・来る人にとっては

どうせ行くなら、いろんな情報がもらえると嬉しいじゃないですか!


今まで、ケガしてもほったらかしだったり、何していいのかわからなかった方々が、

ちょっとでも、「へーっ!こんなことやるんだ!」って思ってもらったり、

「よくやるトレーニングだけど、こういうところ意識するんだ」とか、少しでも感じてもらえれば


私は嬉しく思います。


「ケガを予防」する事が一番ですが、

スポーツ現場では、必ず大なり小なり、ケガが起こるんです。


「ケガは起こるもの」
ケガなく、その日の活動を終われたら、ホント感謝です。

丈夫な身体をくれたお父さん、お母さん。安全な環境で活動させてくれた監督さんに

感謝です。

そういう風に思っておけば、選手1人1人が、本当に大切に思えてくるんです。


だからこそ、ケガが起きてしまった時・・・その大切な1人の子の為に何ができるか?

「素早く、的確な応急処置」

だったり、

「復帰までのサポート」

だったり。


トレーナーは、まず第一にそのために現場で活動します。

いわば、これが専門職なので、私達は 『出来て当たり前』ですが・・・


トレーナーがいる環境でスポーツ活動すること自体が、ごくごく稀なことです。


だからこそ、ある程度の「ケガに対する知識」は持っておいて損はないし、


ケガして、目の前真っ暗、不安な選手にとって、

差し伸べられた手は本当に温かなものとなるでしょう。


全ての内容を講習では伝えられませんでしたが



私はその「思い」だけは、今回精一杯、伝えられたと思っています。

本当は受講してくださった方、1人1人に感謝の気持ちを伝えたいところですが


この場をもって、感謝申し上げます。

そしていつも私のわがままに付き合い、快く準備してくださるASAスタッフ並びに

オフィシャルトレーナーの皆さんにも感謝いたします。


もっと、自分自身が工夫と経験を積み、よりよい情報提供ができるよう

これからも頑張ります。


  


2012年12月10日

ジュニア指導における「やってはいけない」Part2

NSCAジャーナル12月号の特集からの情報です。


「単なる早期専門化をやってはいけない」 葛原 憲治(CSCS,愛知東邦大学教授)


これはスポーツ指導者のみならず、親としても考えさせられる内容でした。


あくまで、この連載のコンセプトは ジュニア指導者に対しての「完全否定」的な見方ではなく、
『 日々子供達へのスポーツ指導について、改めて考えてみよう 』
というもので、あえて 「やってはいけないシリーズ」 として立ち上げられています。


子供達のスポーツ環境をよりよくする発想の一つとして、
この情報を共有したいと考えます。


本文は長いので、
あくまで私の視点で、情報提供させていただきます。


(私の視点でまとめても、長いので・・・興味のない方は・・・今回はごめんなさい。)


今、日本のスポーツ界、特にロンドンオリンピックをはじめ、国際大会での女子スポーツ選手の躍進が目覚ましく、このような選手が


「小さい頃から、その競技に取り組んでいた」


というエピソードが紹介されるたび、幼い子供を持つ親たちは、自分の子供を早くからその競技に関わらせようとするだろう。

また、親たちが 「 スポーツで成し得なかった夢を、自分の子供に託す 」 意味で、
早期にその競技に関わらせる場合もある。

日本においても、特に、野球やサッカーで小学校低学年から、スポーツ専門化現象が強いことは
よく知られている。


はたして、それがどのような影響を子供たちの一生涯に及ぼすのか・・・


ここで、筆者は、「発達モデルを基礎として、エリートレベルに到達する2つの方法」を
挙げています。

『 早期専門化 』 と 『 早期多様化 』 という方法です。


前者は、早い時期から専門種目を徹底して練習する方法。
後者は、練習の中で遊びの要素を多く取り入れて練習する方法。


つまり・・・『 早期多様化 』とは、
10~12歳頃の、身長が急増し始める時期では、様々なスポーツ種目を経験し、

12~14歳頃、思春期前、(中学校に入りちょうど部活に専念するのと同じように)
ある特定のスポーツ種目にだんだん絞られてきて、

思春期後半、15~16歳頃、いわゆる身長成長速度(PHV)が下降する時期には
主なスポーツへ集中し、専門化する。



エリート競技者を育成するためには、計画的に行われる練習が10000時間必要だそうです。
競技レベルと練習時間は正の相関があることは明らかなようです。


しかしながら、ある特定のスポーツを幼いころから始めることが、
エリート競技者の育成に必要不可欠である、とは、必ずしも言えないのも現実のようです。

理由として・・・

①スポーツの早期開始と、競技に専門的なトレーニング量の多さが、必ずしも成功に結びつかない
②『 早期専門化 』 は心身の健康を害する結果につながる可能性が指摘されている
③新体操選手についての研究で、オリンピックレベルの選手は、国際大会レベルの選手と比べて健康状態は悪く、競技に取り組む楽しさも低いことが示されている
④若い選手のドロップアウト(逃避)やバーンアウト(燃え尽き症候群)を助長し、オーバーユース障害のリスクも高くなる


綿密に計画された練習が、高い競技レベルを身に付けるには必要であるが、
上記の理由から 「アスリートの成功」のために、『 早期専門化 』が最善であるとは
必ずしも言えないようです。


また、『 早期多様化 』に適している種目とそうでない種目もあるようです。

例えば、ピークパフォーマンスが成長期終了前の女子器械体操やフィギュアスケートなどのスポーツは、『 早期多様化 』による効果は得られない、と指摘されています。

『 早期多様化 』に適している種目は、ホッケー、バスケットボール、バレーボール、野球、テニス、トライアスロン、ボート競技など。

また距離や重量、タイムを競うスポーツ(自転車、ヨット、スキー、水泳、陸上競技など)は専門化を遅くした方がより利点がある事も指摘されています。


米国小児科学学会によると

『 早期多様化 』や思春期到達後に専門化した選手は、ケガのリスクが少なく、『 早期専門化 』の選手より長く競技に携わっている、事が示されているそうです。


したがって、
スポーツ競技における、適切な道筋として、
トレーニング量だけでなく、いつから主なスポーツに関わるトレーニングを開始すればよいか・・・

結論として、これがアスリートを安全に育てるポイントのようです。


歴年齢はあくまで目安であり、
それぞれの子供のPHV(最大身長成長速度)を用いて判断することが勧められます。


最後に、こんなことも記載されていました。


『スポーツの早期多様化は、仲間との積極的な人間関係やリーダーシップを促進することができる』



「スポーツ」の素晴らしさって、こういうところに人々は一番魅かれるのかもしれませんね。


指導する子供達へ、またスポーツを通して頑張る我が子へ望むものは何でしょう?


大人として、親として何が出来るのか?

私自身も、改めて子供との関わり方を考えてみたいと思います。
  


Posted by ここ at 14:29Comments(0)スポーツ情報

2012年10月09日

ジュニア指導における「やってはいけない」

*少し内容を分かりやすく書き換えてあります。興味のある方はご参考下さい。


今月のNSCAジャーナルです。


面白いなあ、と思った記事



・ジュニア指導における「やってはいけない」
 柴田真志(NSCAジャパン副理事長、兵庫県大学教授)


これから始まる連載開始に際しての筆者の思いが中心に掲載されていました。

文面にもありましたが、ジュニア指導において推奨されることは多数あるのですが、
「やってはいけないこと」に焦点を当てるものは、確かに少ないですね。


しかしながら、絶対的にダメというわけではなく、

「指導者自身が、自分の指導論について一旦立ち止まって再考していただきたい」と

成長期における運動指導の在り方について、

決して否定的な意見ではなく、

新たな ”発想” を与えてくれる機会・・・となることを願ってのことのようです。


まず、いわれて久しいのが
「成長期ゆえに、成長に見合った指導がなされるべき」という点。


しかし、成長・成熟の指標を用いて指導が行われているとはいえない現状・・・

そこで用いられる一つの指標として、

PHV年齢(=Peak Height Velocity Age:身長成長速度年齢)があり、

一般的に年当たりの身長増加(身長成長速度)を基準として成長の度合いをみるのですが、


例えば、同じ年齢、同じスポーツをしている3人の身長を小学校1年生からの
通知表に記載されている身長を参考に、変化を比較してみると・・・

結果的には、高校2年生の春には、約175㎝だった。

しかし、身長の変化には、最大となる年齢、PHV年齢が異なるわけです。


つまり、成熟には、「個人差が伴う」ということです。


これは、何を示すか、というと

PHVが早期に達した子供は、同じ年齢でも、未だ達していない同学年生よりも

心肺機能や筋骨格系により発達がみられ、

スポーツパフォーマンスの点で優位である、という可能性が高い。


ゆえに、筆者は、

「小学校中学年から高校2年生までの成長期の子供たちの運動指導に携わる者は、
その個人が発揮しているパフォーマンスが、運動能力差であるのか、単に成熟差であるのか、
注意深く見極める必要がある。」

と伝えています。

では、そのPHV年齢の推定は?ということになるわけですが、

学校で行われている測定値(身長・座高・体重)を以下の数式で算出できるようです。


*男子=-9.236+0.0002708×脚長×座高-0.001663×年齢×脚長+0.007216×年齢×座高+0.02292×体重÷身長

*女子=-9.376+0.0001882×脚長×座高-0.0022×年齢×脚長+0.005841×年齢×座高-0.002658×年齢×体重+0.07693×体重÷身長

この数式で算出した数値を、
お子さんのデータの「年齢」から引き算します。
すると、

恐らく、「この年齢が成長のピークであろう」年齢が、出てきます。


実際グラフも合わせて掲載されていましたが、
年間の発育量(4月の身体測定のデータのみ)を7歳から16歳まで並べてみると、
思春期で急増開始する年齢、PHVが概ねグラフで表示され、

このビジュアル化はわかり易い。


(ちなみに、わが子の1~3年生までのデータを算出すると、推定PHV年齢は13~14歳の間でした。)

筆者は合わせて、

「身長の年間発育発達量は簡単に算出できるので、子供達自身にグラフを描かせ、
自分が発育過程の ”どの位置にいるのか” 認識させてもよい」

とも書かれています。


単に、身長を時系列に並べてグラフにしてみると、最終的には明らかになると思います。



成長速度の異なるジュニア期の選手を指導される方々も
何かしら、このような事実や経験を念頭において指導されていることだと思いますが、
分かっていても、学年を一律に扱って指導せざるを得ないのが
大多数の現状だと思います。


私自身はこの記事を読んで、
「現場とスポーツ科学の融合」の必要性も改めて考えさせられました。


「スポーツ科学」という小難しそうな世界が、より現場に近づき、身近になりつつあるという事実を
体育人として本当に喜ばしく感じます。

ジュニア期の伸び悩む選手達も、そして親御さん、さらには指導者にとっても、
こういう客観的な指標をみることで

「(今は)子供の能力がないから出来ないんじゃなくて、成長段階にあるからだ」

という認識をすることで、

次のステージで能力が開花するかもしれない、子供達自身に勇気を与えるきっかけにもなるんじゃないかな?と(^_^)



日々、子供達の為に
一生懸命指導されている方々にとって、 新たな「発想」となれば・・・

また、筆者同様、 「子どもたちの健やかな成長に資すること」 を

切に願い・・・今後もシリーズ化して情報提供していこうと思います。  


Posted by ここ at 14:57Comments(0)スポーツ情報