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2016年01月20日

第3回ASAスポーツ講習会「体幹トレーニング」

先週16日土曜日に、ASAスポーツ講習会「体幹トレーニング」を実施しました!


ほぼ定員数の受講人数。びっくりです。


カナダに行っている期間中も、講習会の準備のことが気がかりで

合間でいつもノートやパソコンとにらめっこ・・・

いつものことですが、頭の中を整理する作業が一番大変。


「体幹トレーニング」って・・・

なんかやると良さそう、プロのスポーツ選手もやってるし、たぶん大事・・・だけど、何?

・・・みたいなイメージかな、と。

バランスボールにのれば「体幹トレーニング」、四つ這いで手と足伸ばすのが「体幹トレーニング」

ふつうの腹筋、背筋とは違う・・・みたいなイメージ?


何人かの受講者の方に「なぜ、今回講習会を受けてみようと思われたのですか?」と

思い切って訪ねてみました。

・カラダを動かさないとなあ、と思ったから。なんかウエストあたりに効きそう。
・スポーツの指導者で、本とかまねてみているけど、実際はどういうものなのか知りたかった。
・普段はウエイトトレーニングもやっているが、(体幹部の強化は)大事なことだとおもって。


おおお、なるほど!と講習前から、うれしくなりました!


今回は講習会の導入に、「カナダ遠征」の話を写真を踏まえてお伝えしました。

それから、非常に「コア」な内容。解剖の図を利用して、体幹部のもっと深い部分、つまり

「おなかの中」をイメージしてもらいました。


体幹の機能って、わざわざ訓練しなくても、もともと備わっている大切な機能です。

そこを「意識的にトレーニングしましょ」というのですから、

本来は非常に繊細で、地味で、感覚的なもの。


でも、あえて、そこを「トレーニングしよう」とするならば

しっかりトレーニングの目的や目標を掲げて、日々その感覚をつかむ努力が必要になります。


とはいえ、短時間の講習会ですから・・・どう伝えるか?

とにかく多くの受講者の方に、触れて、感覚を伝えられたら・・・という思いも強かったので・・・



断りもなしに、いつも通りの現場スタイルで、お腹を触って回りました(今思えば失礼なことでした・・・反省)。


感覚的なスイッチが入ってしまえば、

その場ですぐ、身体の動きは変化していきます。


ただ、本当に身につけるまでには時間をかける必要があり、

これが「トレーニングの原則」の「継続性」。


・・・というそんな話まで、しました。でも、トレーニングは何をするにも、この原則はわかりやすいのです。



正直、とても面白かったです(私は)。

本当にみなさん、毎回のことですが実技講習は一生懸命取り組んでくださるので、嬉しくて!


ちょっと、難しいな?ということもたまには刺激になって大事だと思います。


カラダを動かしてみる。思うように動かない難しさ。言葉ではわかっていても身体をどう動かせばいいかわからない難しさ。


経験してもらえれば、例えば思うようなプレーができない子供たちに

「なんでできないのか!」

という言葉ではなく


「こうしてみたら、どうかな?」

と、もう一つ言葉を足して動きのイメージを膨らませてみてはいかがでしょうか?


体幹トレーニング、最終的には「非常にシンプルで、身体の意識の向け方をちょっと変える」


そういう形で、今回はまとめさせてもらいました。


またいろんなトレーニングの中で「これも体幹トレーニングですよ」ってお伝えしていきます。


私もこれからの現場指導や書籍、講習会の中で

さらに知識と理解を深めて、いいものを提供できるように頑張ります。  


2016年01月08日

カナダ遠征 part4

昨日(6日)は、トレーニング後にプロのアイスホッケー「オイラーズ」を観に行きました。こちらでは、アイスホッケーはとても人気のあるスポーツで、子供から大人まで楽しみます。日本でいうと、サッカーや野球のような感じです。





練習風景をみせてもらったのですが、迫力満点。観客席には高く透明なフェンスとネットが張ってあるけれど、パックが壁にぶつかる音は、凄い衝撃!

今、1番人気の18歳ルーキー、今はどうやらケガをして、チームも勝てないんだ、と熱く教えてもらいましたが、ケガをしている選手は、ウエアの色が水色…と、分かりやすく変えてあるようです(当たりを減らして、ケガの悪化を防ぐ為に)。

ゲームは前後半ともに20分で、45秒ごとにどんどん選手が交代していくハードなスポーツ。5人で対戦するようです。

ストレッチも氷上で行ったり、とにかく短いダッシュ系のスケーティング、押し合いの動きなど、また違った種目のトレーニングは面白い。
上手い選手は、パックが飛んでいくスピードがやはりプロでも違って、凄かった。

最後に、氷上で、スーパースターが一緒に写真を撮ってくれました(^^)



1番喜んでいたのは…実はホストのカナダ人でした(笑)

そこで、「日本人ですか?」と声をかけてくれたのは、バンクーバーのホッケーチームに帯同している日本人の佐々木さん。話を聞くと、4年前から、用具のメインテナンスでチームに携わり、仕事されているとの事。

「こっちに来たら、(用具専門の)トレーナーとして生活出来ると聞いて…たまたま運良く、採用されたんですよ」と。。

日本人も海外で、こうして活躍されているのです。ここに来なければ、出会わない出会い。
いい経験と、勇気をもらいました。  


2016年01月06日

カナダ遠征part3

今日(5日)は朝からウエイトトレーニングからスタート。
自分とこのチームではないですが、あえてキチンと「基礎」をこなす大切さを伝えました。

さすが、日本の大学のトップチーム。キチンとさせれば、あっという間にマスターする選手もちらほら。。
今から技術、体力ともにトレーニングを積む高校生と、トレーニングを積んでいる学生では出てくるモノが違う。さらに学年で強さ、弱さが歴然と出てくる。

逆に…今、高校生に指導している内容はベーシックなモノこそ、大切にこなすべきだと思えました。

午後から少し観光?寒くて歩き回れないのですが、アルバータ大学の本館を見学して回りました。
通称「バタードーム」と呼ばれるスタジアムはユニバーシアードのメイン会場として使われました。





その後17時〜18時半までパンダースと練習ゲーム。

その合間に、パンダースのトレーナーの方と意見交換する機会を頂いて…お互いのツールを(私のカタコト英語で)交換しあい、本当に有意義で楽しかった!!

夕ご飯は大学内のカフェでカーリングをみながらハンバーガーとポテトを。



本日も終了。
明日もウエイトトレーニングから1日が始まります。  


2016年01月05日

カナダ遠征 part2

今日(4日)の午前中は、昨日のゲームで対戦しなかったモントリオールと練習ゲームでした。


午後からはトレーニングルームでウエイトトレーニング。
これまた規模の大きなトレーニングルームで、様々な種目の選手がトレーニングをしていました。空いている場所を使っていい、という事で、

普段の学生のトレーニング状況のチェックをしながら、基本的な動きの修正を。あっという間の1時間。



私の目だけでは23人の選手を確認するには足りず…
明日の午前中もウエイトなので、また余裕があれば写真を。。

サイドでリフティングをガンガンに挙げてるパンダースの選手を横目に…
選手のモチベーションも上がります。。

その後18時半までU-13、14、15、16、17、18に分かれてバレーボールクリニック。学生が分担して、指導にあたっていました。学生さん、いい経験出来ていいですね。






本日も1日終了。
明日もウエイトトレーニングから1日がスタートです。  


2016年01月04日

カナダ遠征帯同

あけましておめでとうございます。

12月30日からカナダ、エドモントン州のアルバータ大学に来ています。


鹿屋体育大学女子バレーボール部が1月2日、3日(本日)に行われた「NEW YEARS CLASSIC」に招待、参加するという事でトレーナーとしてチーム帯同しています。


3戦全勝で、本日日程は終わりました。
日本との時差が17時間。
体内時計を合わせたり、気温は平年より暖かいといえどマイナス10℃。なのに体育館や室内は半袖で過ごせる、という気温差がある中で選手も見上げるような長身選手相手に頑張っていました。


試合前には日の丸を掲げ国歌斉唱、選手、スタッフとギフト交換から始まり、私もベンチから写真を撮りつつ観戦させてもらいましたが、本当に多くの観客の中で気持ちよく、楽しませてもらいました。






もうしばらくカナダに滞在し、練習ゲームやクリニック、トレーニングなどをする予定なので、時間をみつけてアップしていきたいと思います。