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2014年09月24日

第2回ASAテーピング講習会 終了!

第2回 ASAスポーツ講習会「足関節・膝のテーピング」

9月22日(月)19時~文化センター第一会議室にて行いました!




定員が40名でしたが、珍しく定員越えの46名のご参加いただきました。


会場の関係と、準備していたテープ個数の関係とで、

お断りさせていただいた方には大変申し訳ありません。


皆さん、テープにはある程度慣れてらっしゃる方が多かったように見受けました。皆さん、とてもお上手でした!



積極的にご質問下さり・・・特に「ヒールロック」と呼ばれる、踵部の固定テープの巻き方を

私は短時間に何回巻いたか・・・たぶん私が一番技術習得出来たと思っているところです。


うちのチーム(大高バレー部)のマネージャーのみくちゃんをサポートにつれていきました。

彼女は、この1年で本当に上手にテープを巻けるようになったので・・・


「私より絶対上手に巻かないように!」


と強く念を押して(笑)、デモンストレーションとお手伝いをしてくれました。


学生さんでも、チームのマネージャーにきちんと教育して、
にこうしてテープを扱える子がいると、本当に助かります。

もちろん、他のマネージャーもケガした選手にもちゃんとRICE処置してくれています。


前回の記事「水分補給」でも、彼女たちなりの、チームのスタイルに合ったフォローをしてくれます。


マネージャーも、監督、トレーナー同様、

「チームスタッフ」として選手が安全に、安心して練習が出来るようにサポートする役割を

スポーツ現場では担うのが大きな仕事の一つです。


「スポーツ」はどうしても、現場では選手の活躍が目に行きがちですが、


こういう「サポーター」も、なくてはならない役割だと思います。


きっと、スポーツのみならず、様々な部活やサークル活動も同様でしょうね。



・・・と話は講習会に戻りますが、


後半は膝のテーピングを「キネシオテープ」を使って行いました。


時間が十分あるつもりだったのですが、少し膝に関してはデモが中心になってしまい


わかり辛いところがあったと思い・・・反省です。



しかしながら、講義の中でも強調したのですが・・・膝のケガ(障害)は本当に原因が多面的で、


テープでは完全にフォロー出来ないなあ、と現場で対応する中での率直な感想です。

(ケガの種類も多様なので、限定的にテープを巻く方法をお伝えできない苦しさはありましたが・・・)


基本的な解剖と筋肉の走行を簡単に把握してもらって、

そこにサポートするような形で、資料をまとめさせてもらいました。


膝に関しては、そういう事情もあり・・・「下肢アライメント」の評価を踏まえて

少しお話させていただきました。


痛みの原因となる、簡単な「状態把握」です。


X脚とかO脚とか、扁平足とか・・・


日頃、目に見える形の骨格構造とケガとの関連性を簡単に紹介させてもらいました。




ご参加いただいた方の中で、このブログをご覧になっている方がいらっしゃいましたら・・・


この場を借りて、お礼申し上げます。


次回11月15日(土)三儀山サンドームにて19時~の予定です。

「アスレティックリハビリテーション」という


ケガした直後からスポーツ復帰までの『繋ぎ目』の期間に


選手は何を行うことができるか?というテーマで実技講習していきます。



「安静にしておいてくださいね」の期間にも、出来ることは山積みです。



興味ある方は、是非このブログもご覧くださいね。

ボチボチ、内容をアップしていきます。










  


2014年09月14日

腰痛

腰に対する痛みや、不安感を持つ方は多いですね。

小学生からご年配の方まで、容体は様々。


私も、高校生の時に椎間板ヘルニアで1か月間入院生活を送りました。

小学校の時から腰に違和感を感じたり、痛みがあったりしました。

母が整骨院へちょこちょこ連れて行ってくれて、


飛び上がるほど痛いマッサージを受けていた記憶が・・・


中学校の時は、ゴムチューブを腰に巻いて、スポーツをしていましたし、

常に、腰のコルセットは高校時でも手放せなかったような気がします。


決して安価ではないMRI検査も何度もしました。


あの頃に自分に会えるなら・・・

ストレッチングとトレーニングを適切にアドバイスできることでしょうね・・・(笑)。



昨日はソフトボールのピッチャーをしている高校生の子が尋ねてきてくれました。


面白いなあと思って・・・趣向を変えて実際ボールを投げる姿から


原因を究明していきました。


腰というより背中のあたりの痛みだったのですが


「背中の丸さ」が一番の問題点でした。


いつもテープをあちこち貼ってみて、効率よい動きを導き出したり、


ストレッチングの具体的な指導の中で、自分のカラダと向き合ってもらうなかで


気づいたり、感じたりしながら・・・痛みのない感覚をつかんでもらいます。


(もちろん医学的に問題ない場合のみです)


さらに『痛みなくボールが投げられるようになる』 そして 『もっといいボールが投げられるようになる』


というところまで波及して、面白い反応が出ました。


パートナーで球を受けてくれた子がカラダの違いに気づいてくれました。

下半身が安定すると、上半身はスムーズに動きます。

本人の感覚と、球を受けてくれた子の感覚と、私の観た感覚がマッチしたことが

「自分でも治す事が、出来るのかな?」
と、

こういう機会に、自分の身体の事を考え、向き合って

さらに目標高く、練習に取り組む気持ちになって欲しいなぁと思います。


  


2014年09月09日

RICE処置の大切さ

久々に、スポーツ現場での話です。


たった1か月前の夏休みでさえ、はるか昔の話のように感じるくらい

毎日があっというまです。


夏休みの後半の合宿のこと。

よーやく時間がとれて、さて現場へ行けるぞ~っと体育館へ行った日に限って・・・


足関節捻挫、連続2件・・・(涙)。

1人は、朝、船で鹿児島からやってきたチームの子。
ちょうどみていた時でした。スパイクの着地時に、ボールがコロコロ・・・足元へ。

久々に!ってくらいガッポリ腫れていました。

もう一人は、うちのチームの選手。

レシーブ練習で・・前につんのめった、と思ったら、そのままつま先から捻る。

受傷機転をその時もちょうどみていたのですが、

予想通り、腫れ方も酷いモノでした。


当然、その2人には同じ指示を出し、アイシングと患部の安静を徹底するように促したわけですが。


2日、3日後の2人の患部の腫れ具合の差に大きな違いがみられました。


その裏付けは、
実際、2~3日間の2人の行動の違いにありました。


なかなか、選手と朝から晩まで行動を共にすることはないので、


私が伝えた、受傷直後~3日目までの指示 『 アイシングと患部の安静 』という言葉が

全く選手に伝えきれていない、つまり、


『アイシング』はどういう形で行い、『患部の安静』とはどういう事なのか・・・


という情報を伝える難しさを、やはり目の当たりにしたわけです。


そして、ケガをした本人たちは・・・

1人(うちの選手)は腫れがきれいに収まり、

1人(他チームの選手)は可哀そうなくらい腫れが引かない状況を


互いに「見る」ことで、ようやく少し理解できたのかな?と思いました。






受傷直後から3日間は炎症反応として

腫れ・熱感・痛みが続くといわれています。


この3日間、徹底してアイシングが出来るかどうかは

後の回復に大きく影響してくる、と信じています(実際、今回もそうでした)。


「アイシング」というのは、RICE処置のことであって、

ただ、氷をポイッと、患部に乗せておくだけではありません。


R(Rest:患部の安静)、I(Ice:冷却)、C(Compression:圧迫)、E(Elevation:拳上)

この4つが可能な限り、出来る環境を作ることです(本当に早期復帰したければ!)。

「患部の安静」とは、ただ、じっとしていることでは、ありません。

足関節捻挫であれば、足関節を90度に、関節が動かないように固定しておくことです。


必ず、バンテージ、伸縮包帯、硬性サポーターのようなもので

関節が動かないように固定しておくことが「患部の安静」です。


それがきちんと出来ないようなら、私は半ギプス、またはギプス固定をする方をおススメします。

重症度によっては、1週間~2週間、その方が治りが早い気がします。


きちんとした医師の診断は必要です。


そして冷却は、袋、またはアイスバッグに氷を入れて、きちんと空気を抜き、

患部に密着させた状態で、圧迫し、20分は最低でも冷やすことをいいます。

この際にも、患部を90度の角度で固定することは絶対です。


つま先を伸ばした状態で固定してしまうと、

アイシング中に痛めた靭帯をさらに伸ばしてしまいます。


そして、心臓よりも高い位置に患部を拳上する。


今回くらい重症度が高いと、足を下した状態ではすぐむくみ、腫れてしまいます。

でも、拳上し、アイシングした直後は、キレイにむくみと腫れはとれていた事に

本人が気づき、報告してくれました。


知識を持っていたとしても、実際は高校生でもこのような理解と実行力です。

しかしながら、選手を責めることはできません。


でも、選手をきちんと「教育」することは必要だと思っています。


スポーツにはケガはつきものです。予防するために策を立てることも大切です。

正直、この2件のケガも、予防することはできたのです。


ですが、ケガした選手は、本当にカラダも心も辛い日々を送ることになるわけです。

怪我した部分は、ある程度日が経つのを待つしかありません。


その期間に、「何をすべきか、何ができるのか」情報を得ること、知る事によって、


やはり行動が変わり、その結果も変わってくるんだと思います。


今回は、たまたま私のようなトレーナーがいたから教えることができました。



しかしながら、トレーナーが居ない現場の方が断然、多いのです。



こういう場をもって、少しでもお伝えできたらと思います。


完璧には難しいことですし、

選手に自分のカラダの事を考えさせない(1から10まで手をかけて・・)くらい

”甘やかす” ことも違うと考えます。


ケガした選手に、復帰への希望がもてるような

何か言葉や手を差し伸べるきっかけとなることを祈ります。  


Posted by ここ at 22:36Comments(0)for team

2014年09月07日

第2回ASAテーピング講習会

よく間違えられますが~

ASA奄美スポーツアカデミーの職員ではありませんよ。


ASAオフィシャルトレーナーとして
「スポーツ講習会」を担当しております!

第2回ASAスポーツ講習会を9月22日(月)19:00~21:00 

奄美市民文化センター 第一会議室で・・・

開催します!



今回も、前回に引き続き「テーピング」で挑みます!

トレーナーの代名詞=「テーピング」ですからねっ(たぶん)。

そして、今回は・・・平日の夜にしてみました!

意外と・・・日曜日にわざわざ足を運ぶのは、面倒かな?と思って・・・。



今回は 『 足関節と膝関節 』

内容は・・・

1 テーピングの目的とその効果

2 足関節内反捻挫に対するテーピング
  ・” 内反捻挫 ” のメカニズム(受傷機転)
  ・足関節捻挫が起こった時の対処法(RICE処置)
  ・捻挫受傷後の対応と、スポーツ復帰までのプロセス(←おまけなのでごくごく簡単に・・)

3 足底部のテーピング
  ・Q-アングルとは?
  ・レッグヒールアングルとは?
  ・スクリューホームムーブメント
  ・足部回内位に対するアーチのテーピング

4 膝の障害に対するキネシオテープの活用
  ・” 外傷 ”と” 障害 ”の違い
  ・ジャンパー膝/オスグッドシュラッター病
  ・腸脛靭帯炎
  ・鵞足炎
  ・各障害に対する負担軽減を目的としたテーピングの方法


↑ 以上・・・今のところやりたい!と思って準備しているところです。

盛りだくさんすぎて(笑)

こんなに出来るかわからないのが正直なところですが・・・


ま、いいんじゃないですか~こんな講習会あっても!

来られる側の立場からすれば、いっぱい学べたらお得ですもんね(^-^)



こんな感じで、やってみようと思ってます。


また、ボチボチ宣伝しますね~。

なんで、こんなに膨らんでしまっているのか・・・

裏話的なものも、このブログで呟いてみようかと思ってます。



「面白そう」と思ったら、ご面倒ですが、

私でもASAでもいいのでご予約下さいね。


このブログのサイドバーの「メッセージ」

または、私に直接ご連絡いただくか・・・


ASAホームページhttp://amami-sa.com/の「お問い合わせ」のメールから申し込むか・・・

電話 0997-54-8687 へ。


よろしくお願いします!