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2015年01月13日

動作の視点

いつも久々の投稿です。


それでも、いつも誰かがブログを覗いてくれているんだ。。。ということに気づいて、
ちょっとたまには自分史がてら、書いてみようと思います。


年始に恒例の母校の合宿へ。チームに帯同しました。

この合宿は、鹿屋OB、OGが関わるチームのみ参加できる合宿です。
要するに、この時期にこんなところにいるってことは、
春高には出場できなかった、ということですが・・・

それでも九州県内でもベスト4に入るチームも。
みんな、それぞれ頑張っているんだなあ、と嬉しく思います。

私にとって、毎年年始は「リセット」です。

自分の1年間を、いやこれまでを 『師匠』 に再会することで

確認したり、修正したり、時には180°考え方を変えることになったり、
今まで積み重ねたものを捨てたり・・・


決して、「答え」を頂けるわけではありません。

ただ、みて学ぶ。言葉を聞いて、キーワードを拾う。
話を聞く中で、自分の視野の狭さに気づかされる。

そして、自分はまだまだだ、と思い知らされる。


でも、不思議なもんで・・・こうした経験は確実に考え方が変わり、

選手の動き一つ、見えてくるものが変わってくるのです。


「スパイク打つ時、肩が痛いんです」

「どういう動作で痛いの?」


「ええっと、こういう時・・・」

と、選手が痛みを探す、この一瞬の行動の中に原因が隠されています。


師匠だったら、どうみるのかな・・・?

こういう気持ちになりつつも、この思考は逆に、自分の迷いになります。


洋服のしわのより方や、肘の捻り方や、体幹の動き・・・いや、肩の軟部組織自体の問題か?


ありとあらゆる、自分の今までの引き出しを引っ張ってみるのですが、


いや、やっぱ、違うんじゃね?他に見方はないのかな?とか。


試しに、師匠に何か観るポイントがあるのか?と聞いてみたら・・・


「そんなのは、その時で違うから、なんともいえない。自分なりにいろいろみてみたら。」


・・・・だよね(笑)。



そんな、モヤモヤが本当はとっても大事なことだと思うことにしています。



卒業以来初めて、図書館に行きました。

「トレーナーになりたい」

そう思って、大学時代に自ら本で学んだ場所が、大学の図書館です。
ここには、膨大な数の体育に関する本があります。
私にとっては、宝の山です。



改めて、沢山の本を眺めながら、自分はどうしたいのだろう?とふと思いました。


答えは、これまた何も見つからなかったけど、


今、自分がやるべきことは、ここで書物をあさることではなく、
選手をしっかりと向き合うことだ、ということは分かりました。



師匠には、ほど遠いけれど、

来年、もしまたお会いできるならば、もう少し成長している姿を見せたいな。



今年も、また1年が始まりました。


頑張ろう。