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2015年12月18日

笠利地区養護教諭研修会にて

講師の仕事が続いた1か月のラストは

昨年度から引き続き、今年も声をかけていただいた笠利地区の研修会。



「上肢のケガに対する救急処置」と「猫背対策」


ということで、お話しさせていただきました。



今回はあらかじめ、先生方の「保健室あるある」をアンケートで出していただき、


それに関わる基本的な知識や情報、提案をしてみました。



学校で起こる事故なので、そこまで重篤なことは頻繁に起こらないでしょうし、


ホント、些細な質問ですがその頻度や「あるある!」と共感される内容を中心に

進めていきました。


積極的に、ご質問いただいたり、

「なぜかな?と思って」と、子供たちのカラダについて素直に言葉を出していただいたり。



実際、その状態を見てみないとわからないので

的確な回答はできなかったのですが。。。




でも、実際ケガが起きたとき


迷いや、「これでいいのかな?」と聞くに聞けないこと、あると思うんです。



私も勉強したけど、そのときには頭が真っ白になって何もできなかったり


自分の行動に自信がなくて、あとで凹んだり(苦)



「これ、どうすればよかったのかなあ~」って基本的なことをどこに尋ねたらいいのか


わからなかったり・・・




それって、保健室だけでなく、スポーツ現場でも・・・特にケガに関しては思うことが多いとおもうんですが


「それで、いいと思いますよ」


って、(私の経験の範疇でしかお答えできませんが)共感させていただくだけでも


ふっと、先生方の、お顔がゆるむ安堵の瞬間に


寄り添えたら、それはそれで子供たちの今後につながる。


新しい知識を得るだけでなく、『再確認』 『情報共有』 という研修会も、


大切なことですね。




「猫背対策」ということで、最近よく聞かれる『姿勢』について


前回知根小学校でさせていただいた内容を、そのまま提示させていただきました。


そして、実技も、子供たちはいませんが、先生に補足説明をしながら。。。



「あれ~、なんでできないの!」


なんて笑いながら・・・身体も動かして、少しだけスッキリ。


楽しい時間でした。


日ごろ、子供たちのカラダや心に気を配られてばかりいる先生方。


たまには、先生自身の心やカラダがリラックスできる時間を作って、リフレッシュして(笑)


自分のカラダを通して、何か発見することがあれば、面白いかもしれませんね。  


2015年12月17日

スポーツ少年団認定員認定講習会にて

昨日で今年の講習会、講師の仕事が終わりました・・・

あ、これは先週末の話です。

スポーツ栄養は私の担当ではありませんが、これもあったという事で。。


疲れた・・・(笑)

ありがたい事ではありますが、ものすごいエネルギーを短時間に使う感じ。


13日は鹿児島県体育協会の方から、半年前に依頼があった講師の仕事を終えました。



「講師やるなら、ついでに資格講習、受けたら?」なんてうちの少年団の監督が言うから

軽く話にのったら・・・大変!2日間、朝9:00~18:30 まで みっちり!


試験、できたかなあ・・・これでダメだと辛いなあ(苦)。



正直、「少年団」という括りがあまりわかってなくて、

保護者としてお手伝い程度での関わりなので、子供たちに指導するつもりはないのですが・・・


初めて「少年団」の理念やら、構成やら、組織やらを学ばせてもらったら


非常に、深い。。。


なるほど、と思ったのは、

『少年団』 は(財)日本体育協会の組織の中にあり、その理念は「スポーツを楽しむ」というもの。

つまり、「競技力向上は目的としない」のです。

「競技力向上を目的とする」組織は 『JOC(日本オリンピック委員会)』 が一手を担う。


きちんと線引きされ、目的がはっきりしている。


一応、今回は受講者でもあり、講師の立場でもあったので、

県体育協会、少年団の担当の奥田先生にいろいろお話を聞かせていただきました。


また、各少年団の組織構成も、きちんと確立されていて

「団員(リーダー含む)」「指導者」「育成母集団」


正直いって、いまいち少年団と親の関わり方がわからなかったけれど、

ちゃんと形があるんだ~と、納得。


これは、うちの少年団の保護者の皆さんにもお知らせしないとなあ、と思ったり。


そして、何より講師の先生方のお話しがとっても素晴らしくて・・・

わあ、すごい!私なんて足元にも及ばない~・・・むちゃくちゃそういう面も勉強になって


やっぱりこういう場に参加するのは大事なことだ。



私が担当した「トレーニング論Ⅰ」 

体力の分類、トレーニングの理論、トレーニングの考え方、トレーニングの種類など。


正直、私は ” この知識が本当に少年団活動に必要なのか ” ?と疑問を抱いていました。

・・・が知識は知識として、大事で基本的なことばかり。


でも、この講習を受講して

「これからの指導者は科学的な根拠をもとに、子供たちの指導にあたってください」という文言を何度も

どの項の講師もおっしゃっておられ、

「3K(根性・勘・経験)のみの指導からの脱却」を図るため、


「指導者も、学びましょう」


最大のコンセプトはココだと気づかされました。



少年団の指導者の方々は、ボランティアでほぼ活動されている方がほとんどです。


みなさん「子供たちのために」尽力いただいています。


だから、もっとシンプルに、子供たちを主体ととらえれば


必要以上に技術の指導は要らない、のかもしれません。



ただ、異なった性格、体格、体力を持つ子供たちを安全に活動させるためには


最低限、指導者はこのような知識を持つべきだと思いました。


どんな形であれ、子供たちを扱う以上「責任」があり

そこに子供を所属させる保護者も、「認識」すべきと思いました。



保護者の立場で、トレーナーの立場で、そして生涯スポーツ活動の中で・・・と

幅広い年代のスポーツ活動を眺めながら


「スポーツって楽しむもの」 スッキリとした気持ちになりました。


私が今、こうしてスポーツに関わることができているのは


まぎれもなく、私という人間を生かしてくれた 「指導者」のおかげであり


そういう子供たちが、指導者のみなさんの努力で


救われることを、期待しています。








  


2015年12月02日

知根小学校での学校保健委員会

昨日は知根小学校の学校保健委員会で

「良い姿勢を維持するために」というテーマで

・なぜ良い姿勢が大切なのか?
・姿勢を維持するためにできること

…この2点でお話しと運動を子供たちと保護者、先生方と行いました。




子供たち、頑張って「いい姿勢」でお話を聞いてくれようとしていましたが(笑)

ありがとう。なかなかそれは大変なことだから・・・


今回は、事前打ち合わせの中で、養護教諭の先生が

「話を聞くだけでなかなか実践できないので、

 今回は、いい姿勢のためのカラダづくりを継続して取り入れたい」

と強い決意がありました。


確かに、話を現場でどう実践へ展開していくか・・・というところまでは

今まであまり相談を受けたことはなかったので

こちらとしても、うれしいなあ、と思いながら準備をすすめていました。


「背骨を安定させる体幹筋」をしっかり動かそう、という内容の講話のあとで


『ストレッチング→体幹トレーニング→バランストレーニング』


というような流れで、子供たちに楽しめるプログラムを提供してみました。







そんなに激しい動きでもないのですが

私も最後はうっすら汗をかくくらい動きました。


動きはじめの前に行ったバランスエクササイズが・・・

体幹部メインにカラダを使った後は、みんなスッと・・・「簡単にできた!」


子供たちも実感、先生たちも一目でわかってもらえて・・・よかった、大成功。


最後の挨拶で、体育すわりも心なしか?楽に座れているように見えました。


今回のエクササイズ『ちねっこエクササイズ』とネーミングをつけさせてもらいました。


どこでもやるような、簡単な運動ですが

楽しく、カラダを動かすことで

心もカラダもスッキリした感覚を味わってもらえたら。。


すぐには結果は見えてこないと思いますが

コツコツと、今後の継続的な取り組みに期待します!