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2013年05月12日

名監督が残したもの

2年前…奄美に来る前は
大学バレー界で主に活動していました。

大学まで競技バレーを続ける人間は、
本当にバレーが好きか、勝負にこだわりたいか…レベルにもよりますが、競技人口はかなり絞られます。

私もその道を選んだ1人であり、さらにサポートする立場で携わってきました。

高校生までのバレーとはまた一味も二味も違うドラマがあり、プレーの面白さがあります。本当はこのステージまで続けるともっとバレーボールも面白いのになぁーと思いますが…小学生バレー人口から考えるとほんの、わずか一握りの世界です。

高校生までの積み重ねがこのレベルで開花する選手も沢山みてきました。私もここで自らの役割を見出せた人間ですから、日本の風潮である早期成熟が全てではないと訴える所以です。



昨夜は9年間お世話になったチームの監督さんの慰労会があり、鹿児島へ行きました。

全日本インカレで短大を準優勝まで導いた監督さんです。
私もおかげで黒鷲旗や東西インカレ、国体チームや九州選抜チームのトレーナー帯同をさせて頂き、数々の貴重な経験をさせて頂きました。


バレーに対する情熱と、選手への気遣い、そして35年間家族と離れて合宿所を切り盛りされた…先生の勝負に対する信念を、9年間、側で見てきたモノ…

バレーボール以前、トレーナー以前に
「人間として大切な事」
そのものでした。

先生のバレーボールを通して伝えたい思いは

「思いやり」と「継続は力なり」

に全て凝縮されており、


若輩者の私にはこの信念を腹から理解するには9年では足りなかったかもしれません。

バレーのみならず、
トレーナー活動においてもこの心は絶対なくてはならないもの、忘れてはならないものだと信じています。

そんな先生がこの世界から退かれた事実を私自身、昨日やっと受け入れることができ、「お疲れ様でした」と言葉で伝えられた。


遠く離れていても、何処に行っても

先生から学んだこの思いをスポーツを通じて伝えていく事が私の役割であり

先生に唯一出来る恩返しだと

そう誓った夜でした。。





  


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2013年05月10日

肩の痛みに・・・

自分のカラダの話です。


1か月前くらいに、グッと手先を内側に力を入れた瞬間、肩に激痛が起こり・・・

それから自分の「肩」と自分の「身体」に向き合っています。


私は元々、身体がむちゃくちゃ硬いので

腰もずっと痛いまま中学校・高校時代を過ごしていたし、


小学校からひたすら捻挫を繰り返し、接骨院によく通っていたなあ~と今になって思います。


それでも、大学でウエイトトレーニングやら、走り込みやらジャンプやら、
なんやらかんやら身体づくりをすると、「ケガ」はほとんどすることがなくなりました。


でも、大学1年の時は・・・
なぜか左肩が上がらなくなる「五十肩」のような症状が出たことがありました。

寝返りも出来ない。何をしなくても痛い。


その時に治療していただいたお師匠との出会いが、「トレーナー」を勉強するきっかけになったので、

まさに、「ケガノコウミョウ」・・・っていうんでしょうね。



野球やバレーボール、テニス、バドミントン・・・など肩の動きを伴う競技の選手は、

肩の内旋動作に対して可動域制限が起こりやすい、と言われています。

”万歳”から肩の位置まで肘を曲げて、手のひらを床の方へ向けて動かすと、利き腕側が下げにくい・・・


という状態が、今の私の肩の具合です(涙)。


例えば、背中で手を組む。利き腕が上側だと楽だけど、下側だと、難しかったり、左右差があったりします。
(反対の肩に問題なければ、の話ですが・・・)



話は変わりますが、
私は写真を撮ると、必ず左肩が下がっているんです。

なんでかなあ~と思いつつも、気に留めなかったのですが、気づいたこと。

左肩が下がっているんじゃなくて、右肩が上がっている・・・(笑)。


右肩上がりは、有難いことですが、右の肩こりがひどい時はひどい!

僧帽筋というマッサージされたら気持ちいい筋肉が、あと、首と頭と上体を支えてくれる小さな筋肉たちが、

いつも頑張ってくれているようです。


偏頭痛が起こる方、頭の中に問題がなければ、時々、筋肉の凝りからくることも疑ってくださいね。


それから、最近はペンを持っていると、肘の外側が異様に疲れる(笑)!

あれ?手首を回しづらいぞ~って事にもなってます。


で、どう対応したか・・?


やっぱり不思議なもんで・・・

まず股関節のつまりをとって、腹筋背筋など体幹の筋肉を十分つかえるようにすると、

「姿勢」が安定します。

そうすることで、肩から先、上肢の筋肉が緩んでくると、まず手首が回しやすくなりました。

肘から手首にかけての皮膚に動きが出てきます。


あとは胸、肩甲骨、そして背中の筋肉を使う。


肩の動きは大分、引っ掛かりが少なくなって、スムーズになりました。


でも、やっぱりこうしてパソコンを打っていると、腕がだるくなります。

肩の支持が安定してない・・・のかなあ。とかいろいろ考えてしまいます。



関節の可動性と、体幹の安定性。

身を以て、体感中!


まだまだ自分のカラダを使える部分がある、ということです。楽しみです(笑)。


痛みがある部分ばかりに注目すると、痛くてがっくり、動く気もなくなりますが・・・


身体は繋がってます!痛みのない元気な部分をしっかり動かしましょう!


もしかしたら「ケガノコウミョウ」が起こるかもしれません(^-^)。



  


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2013年04月24日

成せばなる成さねばならぬ何事も

毎週1回、三儀山でトレーニングをするのが習慣となり、5か月が経ちます。

いわゆる「自主トレ」です。かなり身体はできてきました(笑)。


朝、できるだけ毎日5~6キロ走ることも日課としています。

なんとか1年、続けることができました。


別に、何か自分がアスリートとして復活するつもりもなく、

期待されているわけでも強制されているわけでもなく、


・・・ただ、『 やってみたら、私はどうなるんだろう? 』、という好奇心だけ。


きっかけなんて、そんなささいな事からのスタートです。


ま、理由の後付けなんてものは、いくらでもできるんです。

「トレーナーだから」とか
「体力向上に」とか
「勉強になるから」とか
「負けたくない(?)」とか。


でも、ここまで続けてこられたのは、私1人の意志だけでなく、

一緒に付き合ってくれる人が、それぞれに居るというのが大きいのだと思います。


そんな偶然が重なった「今」だからこそ、出来るんだろうなあ・・・



この仕事は人の動きや身体をみて、ストレッチングやケガのフォローをするだけでなく、

トレーニングのメニュー、プログラミング、目標設定や日々のチェックからの修正など


出来る限り競技に応じて、出来る限りクライアントや選手の現状に応じて

自分の持つ ”引き出し” の、「何段目の何を引っ張り出すか」という作業の繰り返しです。


計画的だったり、閃きだったり、感覚だったり。

でも常に 「一発勝負」 の気持ちで仕事には向き合います。

絶対に、手は抜かない。自分に甘えれば、いくらでも手は抜けますけど。



1人で黙々とトレーニングもいいかもしれないのですが、

一緒にやっている人の動きをみたり、「他人の感覚」と「自分の感覚」の違いを確認してみたり、

他の人が表現する「言葉」にヒントをもらってみたり。

”仕事じゃない” から自由にいろんな発想の中でトレーニングができる。



実際、「自主トレ」始めてこんなにも勉強になるとは思わなかった。


そしてここでの時間で得たものが、現場で「仕事」の糧となるのです。



5か月前は「ちょっとウエイト負荷かけたらどうなるのかな?」が、

5か月後は「ジャンプトレーニングやったらどうなるのかな?」に変化する。


私も最初からこうなるとわかって始めたことでは、全くありませんが、


今、改めて振り返ると、面白いなあ~と思うところです。



ですが、私最近、実は、肩を痛めてしまいました(苦)。

トレーニングしながら、「あれ?これはやっぱり出来ないぞ。」身を以て実感。


たまには痛みを知ることも大事だなあ、と思います。こんな仕事をしていると。

自分の事は「治るのかな?」なんて思っちゃいますけど~(笑)。



「成せばなる」んだと思います。「成さねばならぬ」なんだとも思います。


上杉鷹山は、うまいことを言ったもんだと、改めて思いますが、

この人達の時代は、「生きるか死ぬか」 の世界でしょ?


私もそれくらいの覚悟を、いつ持つの?

「今」でしょ。。(^0^)/  


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2013年04月06日

親の思い

ここ何日か、子どものケガに対する相談を受けることがありました。

子どものケガって・・・

子ども自身が当然、身体に対する痛みの経験がないので


「本当に痛いの?」


って思うこと、ありますよね・・・

「でも、運動はやりたい、休みたくない。」

なんて言い出した時には、

ホント、出来るの?出来ないの?って

我が子ながら、わからず悩まされるのが親です。


2年前、次女が後ろ向きに転倒した際、背中から落ちたはずなのに・・・

「肩が痛い」と言い続けていました。

うーん、どうしたんだろうねえ・・・

でも、手を下げると肩のあたりが痛む。

病院へ行くと、鎖骨がきれいにパキッと折れておりました。

その時、私自身も、恥ずかしながら鎖骨骨折がこんな形で起こるとは知らず、

仕事柄、自分の知識不足に反省した事がありました。


やはり今でも自分が経験したことのないケガに関しては「わからない」ことは多いです・・・


だから、子どもさんのケガに対する親の思いは、心配だけど

どうしていいのか、何をしてあげたらいいのか

「わからない」と悩まれている。


それぞれのバックグラウンド、
子ども1人1人の性格や、置かれている状況、その子の体力や身体の使い方によって
回復に向かう方向性が違うような気がするので、
ここでは詳しく書ききれませんが・・・


あー・・・私、何が出来るんだろう、何をしてあげられるんだろう・・・

そんな事を考えさせられます。


でも、今日その子が、3日前の表情や動きから一転、

笑顔でお友達と遊んでいる姿をみて、

子どもって、やっぱり素直だなあ・・・って改めて思いました。


私の師匠に相談すると、こんな言葉が返ってきました。

「子どもは、素直だから痛くなければどんどん勝手に動かしだす。

”こうすれば痛くないんだよ”っていうことをまずは教えてあげたら安心するんだよ。」


大人は「どうやったら痛いのか?」と痛みを探すことが多い気がします。

こうやったら痛い、こういう動作が痛い・・・私も痛みが起こる動作を観察することはありますが、

痛みは「不安」を招きます。


まずは、「こうやったら楽、痛くない」という安心感を与えてあげる方法を

子どもと一緒に考えることなら、出来るのではないかと思いました。


親も不安です。でも、その不安を出来るだけ伝染させないように、

大人はグッと ”我慢” です・・・(苦)。


予防できるのが最善ですが、

人間は悩みや苦しみが起こってから考えさせられる・・・というなんとも辛い生き物です・・。


でも、この経験をどう生かすかが大切!と、思うしかないですよね(笑)。

ピンチはチャンスです。


何も出来ないかもしれませんが・・・

そんな親御さんの煮え切らない思いは、聞いてあげられるのかな?

そこから何か一緒に、新しい道を考えることなら、私にも出来るのかな?


そんな事を考えさせられた週末でした。  


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2013年03月15日

最後のトレーニング

今日は、約3ヶ月間トレーニング指導してきた選手の最後の指導でした。

来週から入学する高校での合が始まり、いよいよ新しい環境へスタートです。

ケガで走れない時期から、傍らでサポートしてきましたが、
今では全く痛みも違和感も、なにより生き生きと走る姿をみると、本当に嬉しく思います。

最初はわからなかった自分の身体が、
だんだんと「自分が思うように使える」という感覚に繋がっていく変化を

この短期間で身についていく姿をみれた事は
私にとっても素晴らしい体験です。


今日、私が1番伝えたかったのは

「負荷をかける事で起こる変化」

でした。

高校ではするかどうかわからないのですが、「ウエイトトレーニング」を指導しました。


シャフト(20kg)程度の軽い負荷で
股関節からお尻周り、体幹部を中心に鍛えてみると、

予想通り、硬くて動かなかった股関節は動きを出し、

彼の隠れた能力が表に出てくるのです。


「出来なかった事が出来る」というのは
幾つになっても、自信になる。

少しだけでも、最後に「出来る」という事を伝えられたかな?

今後の練習の中で、負荷がかかるべきところにかかり、しっかりと走りこめたら…面白いなぁと思います。


これから多くの人と出会い、数々の苦難も喜びも待っている。
持ち前の前向きさで、頑張ってくれる事を心から願っています(^^)


ありがとう。








  


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2013年03月04日

小学生の大会にて

週末は古仁屋で、小学生バレーのお別れ大会でした。


長女は5年生以下のパートで出場。3位でしたが、試合後は号泣してました~
微笑ましい。あなた達は「今から」でしょう・・・悔しかったら、頑張って練習してね(笑)。

まあ、でも!
本当に小学生?ってくらいレベルの高さに驚きです・・・

”祈りたくなる” 保護者の方々の気持ちが、
我が子のプレーをみながら、少しずつわかる気がします。

ただ、仕事柄・・
プレーより「動き」を観てしまう癖が抜けません・・・(涙)


この大会の間でもいろんな方との出会いがありました!


簡単なテーピングとか、気軽にお声を掛けてくださると、逆に嬉しいですね。


今回は瀬戸内方面にせっかく行ったので、先週の講習会での繋がりで
こどもの試合の合間にストレッチやトレーニングについての質問に対応させていただいたり、

わざわざ会場に、足を運んでくださった方もいらっしゃいました。


いつも社会人の試合で対戦させていただいている瀬戸内チームの選手の皆さん、
この小学生の大会のを、役員でお世話してくださっていました。
子ども達の為に、ありがとうございました!

トレーニングに興味を持っている、との事だったので、
少しの時間でしたが、一緒に、普段うちのチームがやっている
基本的なストレッチングをやってみました。

翌日は、「筋肉痛」だったと思います(笑)。

社会人はなかなか身体づくりに時間を割いてまで、競技が出来るわけでもないし、
ましてや産後からの復帰は、崩れたホルモンバランスの回復を待たずに
試合に駆り出される、またはバレーが好きで動き始める方も多いのでは?と
思ったりします・・・が。

自分の健康は、自分で守らないといけないのも、また然り。

スポーツはいくら好きでも、元気であってこそ楽しめるものです。


私は、やり方によっては、ストレッチングもトレーニングも、同時に行うことも出来るし、
そこでの「身体づくり」は可能だと思っています。

ただ、少々難しいのが、私の指導の難点、であり今回も「反省」でした・・・

難しいけど、もっともっと簡単に出来る方法はないかなあ・・?
より単純化して、シンプルにしていきたいのですが、まだまだ試行錯誤中です。


他に、中学生の柔道の選手も訪ねてくれました。
(わざわざ全く関係のない、バレー会場に・・・)

残念ながら、「柔道」も全く知識がありません。
大学の時に覚えた、”前回り受け身”の記憶しか・・・

私的に、全く「柔道と繋がりはないであろう」トレーニング動作が、

「コレ、大事です」

と専門で指導されているその子のお父さんが言われたときに
びっくりしました。

実際どういう風に指導しているのか、どういう技のかけ方をするのか、
具体的に聞いていくと、
自分の中でイメージが作れて、本当に助かりました!

あとはこちらで、どこが使えればいいのか、どこが弱いのか・・・
技をより基本的な動きに落とし込んで、感覚を伝えていけばいいのですから。


この選手はとてもバランス感覚の良い子でしたから、
股関節の小さい筋肉がもっと動き、使えてきたら面白いだろうな、と。

ただ、今までいいところまで来て、膝の痛み(オスグッド病)が邪魔をしてきた。


うまーく、ここを切り抜けて、練習をしっかり積めたら
きっと結果に繋がるのではないかな~と思いました。

中学校での残りの部活の中で

何より自分の持っているものを、試合でしっかり発揮できる「準備」をするための

”ヒント”になればいいなあと、思います。



また、一つ世界が広がりました~。本当にありがたいことです。


私1人ではここまで繋がらなかったと思います。

私は選手を支える立場ではありますが、

この仕事をしていると、私も誰かに支えられながら、仕事が出来ていると実感します。


実は、この選手をみるにあたって、指導場所をわざわざ準備してくださった方も。


本当に、有難いなあと思います。


これも、子供のおかげでしょうね(笑)?


ありがとう。













  


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2013年02月28日

いろんな思いで

先日の瀬戸内での講習会を期に、多くの方々から声を掛けて頂くことが増えました。

ありがとうございます!



嬉しかったこと。

研修会の中で扱った「体幹トレーニング」を
さっそく練習の中で取り入れてくださっている指導者がいらっしゃると聞いたこと。

何か、新しい事を始めるきっかけとなったことが、一番うれしい。
なかなかすぐに効果がでるものではないですが、
根気よく、続けてくださるといいなあと思うところです。


話は変わって・・・
昨日は心が”キュッ”となる出来事がありました。

「身体がおかしい」ということで、縁あって私は昨日ある選手に会いました。

よくよく話を聞くと、マッサージとか、整体とか・・・そういう方面で良かったようですが…

ある程度の高いレベルで競技されている方なので、
日頃から、トレーニング指導のトレーナーさんと、治療担当のトレーナーさんが
きちんとフォローが入っている、とのこと。


どんな、トレーニングしているのか、差支えなかったら聞かせて下さい、なんて逆にお願いする始末^_^;


「主に、インナーマッスル(身体の深部筋)のトレーニングがメインで・・」

うわっ、面白そう!みたいな(笑)。
競技特性に沿った形で、様々なトレーニングをされているようでした。

ただ・・・ん?と疑問も・・・

依頼された事だけすればいいものを、
完全に「余計なお世話」。
少しだけ、トレーニング動作時の「意識」に修正をさせてもらいました。

しかしながら、「余計なお世話だったな」という反省です。


とても素直な方で、「これから少し、気をつけてやってみます」と快く聞き入れてくれました。


その後この選手、自分の身体についてや自分の置かれている環境について思う事があったのでしょう…少し話を聞かせて頂いていたのですが、


うーん・・・と考えさせられてしまいました。


人は困っている時は特に、「良い」と言われるものを、チャンスがあれば取り入れていきたいものです。
ですが、あまりに「良い」と言われるものに囲まれすぎると、

自分にとって、何が本当に「良い」のかわからなくなる。


自分でわからない、判断出来ない状況が続くと「依頼」ではなく『依存』です。

依存は自分の責任下で行動をコントロールしている事にはなりません。


私にも、よくある経験です。よかれ、と思ってすることが、
結果、選手の成長を妨げる。それは人間にとって一番大切な「心の成長」を妨げる事かも、しれません。


話を聞いていて、この選手の漠然と抱える悩みを聞き、
「どうにかしてあげたいけれど、これは私にはどうにもできない・・・」


ただただ、この選手の今後の活躍を祈って、お別れしました。


講習会等で、私の持っている情報を伝える機会が増えました。

日々の指導の中で、何か+αの発想に繋がればいいな、
指導者の方が、新しい事を始めるきっかけとして、「あきらめずに頑張って」と
伝えられたらいいな・・・そんな思いで、依頼を引き受けています。


ですが、私の情報がすべてではない、
のも確かです。


その時と場合、年齢や競技、レベルに応じて選択肢は変わるわけです。

それを一括にまとめて、伝えようとする「怖さ」に身震いしました。

受け止め方の価値判断は自由です。


私も、私が信じる方向でしか物事をみておらず、非常に狭い世界だと思います。


うちのチームも、然り。
決して私達指導者に、行動を委ねるような甘んじた関係ではなく、
キチンと、状況に応じた判断と行動が自分の責任のもとで出来るように指導していかなければなりません。

最終的に試合で戦うのは
私達ではなく、「選手」なのですから…





  


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2013年02月23日

瀬戸内町スポーツ研修会

昨夜、古仁屋中学校の体育館で行われた「スポーツ研修会」に参加してきました(^^)

100人前後の様々なスポーツ指導者や愛好者の方が来られていたようです。


毎年開催されているとの事で、主催者(瀬戸内町教育委員会)の方も、

「(情報を)意外と知らない事も多い。知ると知らないとでは大きな違いだ」と言われていましたが、

ホント、いろんなきっかけやヒントが、思わぬ発想に繋がる事がありますからねぇ〜

「好奇心」は幾つになっても持っていたいな〜( ̄▽ ̄)

…と向かう道中でいろんな話を聞きながら、到着。
パソコンをセットして、講習まで時間があったので、校長室でお茶飲んで待機…
している間に、

こちらの中学に通う、柔道をしている男の子とお母さん、お父さんが訪ねてきてくれました。

以前から「膝に痛みが」と、話は聞いていたので、ちょっとお話だけでもできたらーと思ってましたが、

その子がいたので、時間ももったいない!立派で広い校長室でストレッチ!(笑)

短時間でしたが、なかなか面白かったです。瀬戸内町の教育長さんやら社会教育課長さんが笑いながら眺めてらっしゃいましたけど^_^;

失礼しました…

おかげで全く緊張する事もなく、時間通りに終わって、良かった〜

「ケガの予防とパフォーマンスの向上」をトレーナーの視点から何をどう働きかけるのか、うちのチームのトレーニング計画やコンディショニングの実際を取り上げて、

「ケガをしにくい身体作り、環境作りは、遠回りのようでも最終的にはパフォーマンス向上を支える土台となる」

という事、

また身体作りで最優先に行う「体幹のトレーニング」、その概念や重要性を

「姿勢」を見るポイント、「体幹スタビリティ」を高めるトレーニングを、本当にごくごく簡単に紹介、実際にやってもらいました。

本当に詰め込みだったので、わかり辛い部分や、鼻声が最後は喋りすぎてかすれていた…?

こんな私の話を興味深く聞いてくださり、感謝、感謝!(>_<)

懇親会も、本当に楽しく、またそこでも様々な出会いがあり、貴重なお話を沢山聞かせていただきました。
いや、でも、ホント思うんです。

トレーナー、諦めずに続けてきて良かった。

1人の選手との出会いから人との繋がりが広がります。

この1人の選手の為に、私が出来る事を
これからも考えて、学べる人になろうと思います。





  


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2013年02月18日

無事、完走。

わたしが・・・走ったわけではありませんが。

年末から定期的にケガのリハビリテーションと患部外トレーニングを担当していた

中学生ランナーのクライアント君が、先日のレースになんとか出場でき、


「痛みもなく、走りきれた」とレース直後に電話でわざわざ報告してくれました。


当初の診断は「骨膜炎」だったのですが、その後骨折部が確認され

いわゆる、「疲労骨折」。


その時点で今回のレースまでの時間が1か月半、でしたから・・・

走れるようになっても、どこまで元の状態に近づけられるか

私も正直、未知でした。


選手選考等の詳しいことはわかりませんが、


「レースで現状の力を出して、走れた」という現実は確かです。

あきらめずに、よく頑張ったなあ~と、彼の努力を讃えたいと思います。


ケガに関しては、最終チェック段階で私的に問題はありませんでした。

走るフォームも少しずつ変化しているのも確認できましたし、

走れば走るほど、身体が動けば動くほど、患部の違和感は消失していくのも

お互い認識していましたので。


ただ、「練習不足」までは解消する時間がなかったので、

たとえ今回レースに出場できたとしても、満足のゆく結果ではなかっただろうな・・・

と、察します。


事実、トレーニング指導では、身体づくりがまだまだこれから・・・


だから、この経験とくやしさを糧にして、先々の未来に向けて「努力」してほしいと

願っていますし、限られた時間の中で

「自分を知ることから自己管理は始まる」ということを伝えていくことが

私が彼に出来る、次のステージへ向けてのアドバイスかな?と思っています。


ここでは記すことができませんが、様々なバックグラウンドを選手1人1人、それぞれ持っています。

「ケガを克服し、競技復帰させる」ために私のようなトレーナーはサポートするわけですが、

実際「ケガ」というものは一つのきっかけに過ぎず、

最終的にはクライアントとのコミュニケーションの中で、

「どうしたらいいのか、わからない」漠然とした問題を抱える選手が少なくないことに気づきます。


この漠然とした問題を、きちんと整理してゆく作業も、私に課せられた大きな仕事ではないのかな・・・

そう感じるようになりました。

時間はかかりますが、1人1人にきちんと向き合った、丁寧な仕事ができるように

心がけたいと思います。


選手がいてこそ、のトレーナーです。様々な経験をさせてもらって、本当に感謝です。


様々な人とのご縁のおかげで、

今週末に瀬戸内町教育委員会の主催でお話をさせていただく機会を頂きました。


主婦には結構なプレッシャーですが、「素」でいきます(笑)。

ブログの読者で、参加される方がいらっしゃいますかねえ・・・先にお断りしておきます。

(よくうちのバレー部の子達が、”一発芸”の前に言うんですけど~)

「面白かったら、笑ってください。面白くなくても、笑ってください。」



・・・会場でお会いできることを楽しみにしております(^‐^)。









  


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2012年12月28日

一期一会

今年最後のブログです。

現在、故郷の広島に帰省しております。


島の子供達も多くは高校卒業後、親元を離れるわけですが、
私も同じように故郷を離れ、鹿児島という地に縁をもつ事になった1人です。


里帰りを機に、高校時代に多大な影響を受けたバレー部の顧問の先生を訪ねて、
現在赴任されている高校へ伺いました。



母校…ではないのですが、
その時その時の転勤先のバレー部を観に先生に会いに行ってる気がします(笑)


「個性も出せない、がんじがらめのバレーはやりたくない。自分の高校時代のような…」

練習の節々に、その思いは感じ、自分達もこうしてバレーの楽しさを教えて頂いてたんだなぁ…と。その当時は必死であまりそんな事まで気づかなかったけれど。


「この先生のおかげで今もバレーボールに携わる事が出来て、本当に感謝しています。皆さんも、これから先もバレー続けて下さいね!」見ず知らずのおばちゃんから…一言を残して、後にしました。


年末はこうして懐かしい顔と会う事で、自分の過去を振り返り、新しい年への励みにするいい機会ですね。

こんな事思うのもきっと、歳を取った証拠でしょう(ーー;)


「初心」を忘れず、素直な心で新年を迎え、来年は夢を叶える年にします!


ブログ閲覧ありがとうございました。
来年も皆様にとって良い一年でありますように(^_^)
  


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2012年12月05日

ウエイトトレーニング

昨日の忘年会の「不摂生解消」兼ねて


今日は三儀山で「ウエイトトレーニング」をやってみました(^^)

いい歳した主婦が、昼間からバーベルをわしゃわしゃ挙げている光景はちょっと引く…かも…(ま、気にしませんけど。)


私が持つ資格の一つはこの『ウエイトトレーニング指導』が看板ですので、

今は指導の機会がないとしても、

ちゃんと技術を磨いておかないと…(>_<)

思い立ったが吉日。



久々だったので、軽い負荷で全身の筋肉に刺激を与えた程度でしたが、

やっぱり、ウエイト(負荷)をかけると、いいです。

普段から自体重のトレーニングはやっていますが、ウエイトを持つことで、負荷がかかる部分が意識し易いし、

やればやるほど、カラダに、どしっとした「安定感」が実感できます!


アスリートを目指しているわけじゃないのですが、

筋量を増やして、代謝をあげれば、ダイエットにもなる(^^)

私はダイエットにウエイトトレーニングはオススメですけどね☆

体重は言わなくとも、カラダが絞られれば確実に「痩せたね!」と言われますから( ̄▽ ̄)


(ただ、筋量が増える=体脂肪率が下がる=体重は増える、ので体重にはあまり変化がないかも…)


ま、ただ…ウエイトルームで気になった事は…

やはり、事故防止にも見た目にも、

ウエイトルームでは「シューズ」を履かれた方がいいって事ですかね。


足に、プレートが落ちたら、痛いですよ~(>_<)


  


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2012年11月27日

ストレングス及びコンディショニング指導の視野を広げる

NSCA(National Strength &Conditioning Association)のホームページwww.nsca-japan.or.jp/
で文献を検索していると、

1995年のNSCAジャーナルの巻頭言を見つけました。
私がリスペクトする方の1人、岩崎由純さんです。
若いなあ!




「会いたい!」と思ったら、私は会いに行ってしまう性格なので、
10年以上前、岩崎さんが所属されるバレーボールチーム、
「NECレッドロケッツ」の練習を見に行きました。

日本体育大学で岩崎さんが学生に教えてらっしゃった
「早朝トレーナー勉強会」にも参加させていただいたり、

選手と一緒にトレーニングをしたり・・・
実際選手が食べる同じ昼食も一緒に摂らせていただいたり・・・

聞きたいことや、知りたいことはたくさんあったはずなのに、
ただただ、雰囲気にのまれて、何も出来なかったことを覚えています(涙)。


でも、あの時肌で感じたものすべての ”感覚” は今でも忘れません。


そんなころよりも、さらに10年前に岩崎さんが書かれていた文面に、
改めて、背筋が伸びるような心地でした。


『競技スポーツにしろ、一般的な健康づくりにしろ、体力の向上を目指すには
まずは頭脳に知識を、身体には栄養を、筋肉には負荷をかけ、すべての細胞が正しく
ベストな状態で機能するライフスタイルを追求する事が、その第一歩として必要となるのです。』


それは、岩崎さん自身が出会った、47歳のアメリカ人のビジネスマンの話。

栄養学の知識も、トレーニング経験も豊富で、ベンチプレス150㎏を挙げていた。
いつも健康のために良く食べ、良く寝てトレーニングし、しかも酒やたばことも無縁、という
その男性は50歳近くに見えないほど力強く溌刺としていたそうです。

岩崎さん自身も選手とトレーニングやランニングなどしていて、体力には自信があった、
でも体力面の話でなく、「自分自身の健康とライフスタイル」に対する考え方で、
「大きな後れをとっていると感じた」・・・というところから始まります。


「これからのストレングス及びコンディショニング・コーチはスポーツ選手のためだけでなく、

あらゆる人々が地球上の一生物として、より強く、逞しく、健康的に生きていくための身体づくりを

目指さなければならない。競技力の向上や発揮を目的として研究された医学や科学の知識を、

最高のスポーツパフォーマンス追求に役立てたのちには、

今度はこれを人々が健康で明るい一生を送るためのノウハウとして使う事はできないのでしょうか?」


私も有資格者として、常に念頭に置かなければいけませんね。

20年前の岩崎さんの思いは、現代に繋がっているのでしょうか?




私の恩師も、自身は不自由な身体を抱えながらも、常に新しい世界を追求し、

自分自身の身体を使って、トレーニング方法を編み出していかれています。


いつも、私に言われます。

「指導する前に、自分が、まず身体を使いなさい。」


実践しているつもりですが、まだまだ、私は頭が硬く、発想が乏しい。


「頭脳には知識を、身体には栄養を、筋肉には負荷を。」


心にしっかりと置いて。

一度きりの人生。もっと出来ることがあるはず。

せっかく巡り合った私のライフワーク。あきらめず、前をしっかりと向いて、私らしく生きたいな。







  


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2012年11月19日

少年団県大会

週末は長女のバレーボール少年団安藤旗の引率でした。





小学生バレーの県大会は初めて観ましたが、

大きな女の子だなあ・・・聞くと170㎝?!

男の子はやはり女の子に比べれば若干小柄です。
発達速度の違いが一目瞭然な時期ですね。


女子の「日当山スポーツ少年団」は全国2位の実力を持つとのこと。

いやー!スキルレベルの高さもさることながら、
大学生並みのレシーブ練習の展開に、感動を覚えました(笑)。


「小学生でも、やればここまで出来るのか~・・・」


なんとか式教育云々で、話にはよく聞く言葉ですが、目の当たりにしてビックリ!



でもここが決して、「ゴール」じゃないからね・・・って心の中で祈ります。



それぞれのチームで、すでに技術の高い選手はたくさんいます。
まだまだ技術が身についていなくて、今から伸びる子はもっとたくさんいるでしょう。


「どうやったら、(息子の)身長が伸びるんですか?」と」聞かれたりもしましたが・・・

分かりません(笑)。


今だけをみれば、”大きい選手”も・・・結局周りの期待に反して、続けられなかったり
思ったよりも身長も、技術も伸びなかった子もみています。

逆に、”小さい選手”だからこそ、身に付けられることもあるし、
それが将来に繋がることもあると思います。


「セッター竹下」のような選手だって可能なわけですから・・・。



高校、大学の選手を中心にみてきた私にとっては
今まさに、”スタート”に立つ選手たちをみた、週末でした・・・。



昨日、たまたま指のテープをしているところを目撃した方に、

拉致され(笑)、

オスグッド病だという男子選手を見せてもらう機会がありました。


時間がなかったので、問診・検査ほどほどに、出来ることだけさせてもらいました。


膝の痛みを持つ選手の共通点として

①ふくらはぎの筋肉が張っていて、硬い。もしくは深く押すと痛みがある。
②いわゆる「足首が硬い」。しゃがみこみができない。
③太ももの後ろの筋肉(そしてふくらはぎにかけて)が張っていて、硬い。
④お尻のポケットの位置あたりを押すと、痛みがある。

概ね、ここらへんのポイントは共通します。


オスグッド病の大きな原因「太ももの前面の筋肉が硬い」と言われていますが、

スポーツ動作の繰り返しから、

「なぜ、”太ももの前面の筋肉ばかりが硬くなるのか?”」と考えるのが原因解決となるはずです。


以上4点が主な理由として、私の経験と最近の文献には挙げられています。



私はトレーナーなので、こういう形で未来のアスリートと関わることしかできませんが、

お母さんやお父さん方のニーズはあるにもかかわらず、

私自身が、有効に動けていないもどかしさ。何かできないものだろうか。



「チームに関係なく、要求があれば、どんどん情報提供したい」


何か、こんな私でも、お役に立てるご要望があれば、

このブログを通してでも・・・

ご意見やご相談を気軽にいただけると嬉しいです。  


Posted by ここ at 14:15Comments(3)ブログ

2012年10月16日

「トレーナーになりたい」

昨日、「将来、アスレティックトレーナーになりたい」という男の子と出会いました。


何かしら、治療できる資格を持っていたほうが、
先々トレーナーになるには有利だ、という情報を持っていたので、

鍼灸の資格も取れる学校へ進学したらどうか、と思っている、と
ある程度進みたい方向が定まっているしっかりした子でした。


「アスレティックトレーナー」は現在の日本では職業として確立していない分野です。
入口はどうあれ、(どの世界でも同じだとおもいますが)
「人脈」や「コネクション」とよばれるものが最大の武器となります。


しかしながら、将来彼がどの道へ行けば、その「人脈」や「コネクション」が保証されるか、なんて
現時点ではわからないことです。

それに、「信念」は変わらずとも、これから生きる環境や出会う人達によって、

いい意味でも悪い意味でも、現実を身をもって体験することで考え方も変わるかもしれません。


まさに、今から夢へのスタートラインに立とう!としている子に
私は何が出来るのか?


「背中を押してあげること」 くらいです。


私も「トレーナー」という世界を、ずっと夢みて、自分の理想を追いもとめて
今があります。でも、まだ通過点に過ぎません。


ドロップアウトする人も沢山みてきました。
「トレーナー」でも、私と出来ることが違う分野の方も沢山みてきました。


長く生きている分、現実の厳しさもわかっているけれど、
今から夢へ向かおうとしている彼の道に、厳しい現実ばかりつきつけて、
道を閉ざすようなことは、私にはできません。


現実も、しっかりと伝えたうえで、

この仕事の「面白さ」を私なりに伝えました。


彼が思う道へ、自分の選択に自信を持って進んで欲しいと思います。


信念をしっかり持ち、努力していれば、協力者が必ず現れます。


「出会い」は、本当に素晴らしいものです。




もう少し先の未来では、「トレーナー」という世界の実情も変わっているかもしれません。

私も、そういう将来ある子達の為にも、

「アスレティックトレーナー」という役割が、トップレベルだけの世界ではなく、

コミュニティの中でも、「職業」として堂々と活動できるベースを作っていけたらなあ、と思います。

  


Posted by ここ at 09:49Comments(0)ブログ

2012年10月08日

FMの収録へ…

このブログをきっかけに、こんな事になろうとは…



13日の13:30と19:30からの「あますぽ ディ!ラックス」で放送されるそうです。

せっかくの機会なので、
話ベタも気にせず…

アスレチックトレーナーの仕事について…語れるだけ語ってみました(>_<)


非常に恥ずかしくはありますが、
興味ある方はお聞き下さいね~(^_^)



実はパーソナリティのいさみさんは、体育大の先輩で、
当時、学園祭の実行委員の繋がりで、面識がありました。



こんな形で再会出来るとは!
人生何が起こるかわかりません(ーー;)

あまみエフエムさん、
ありがとうございましたー。
ガシガシカットして下さい!

そしてこの、「しーまブログ」も凄いわー。。



  


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2012年10月06日

傷害予防

トレーナーというお仕事に

一番私が取りつかれた ”魅力” というのは、

テーピングを巻くことでも、ケガへの処置をすることでもなくて、


実はタイトルのごとく
「ケガをどうすれば予防できるのか?」

「予め、何をしておけば(身につけておけば=準備しておけば)、ケガが防げるのか?」

というところ、でした。


しかし、現場で90%の仕事のニーズは、

「ケガを(すでに)した選手に対して、何かしてください、ちょっと、みてください。」

というケースです。


でも、これも大切なトレーナーの仕事です。

診断まではできませんが、スポーツ活動をする上で、ある程度の判断は必要です。



相談に乗ることや、ストレッチングやマッサージ、テープを利用したり、

動作分析からの”身体の使い方”へのアプローチによって、痛みを緩和することくらいしかできませんが、

私に出来ることは、出来る限り提供します。



スポーツには、ケガはつきものです。

特に競技レベルが上がれば、なおのこと避けて通れない。


当然ケガはパフォーマンスにとってマイナスの要因です。



しかし、このマイナスな状況だからこそ、

真剣に「どうして、ケガをしたのか?」自分の身体に向き合い、自分を受け入れて欲しい。


そうやって、初めて、「予防」という意識が芽生えるんだと思っています。



人間は、自分がプラスな状況(うまくいっている)時には
あまり自分の健康や安全面なんて

考えないものです。


(人間ドッグで、少々数値的にひっかかると、

「気をつけなきゃな~」なんて思いませんか(笑)?)



私自身も、90%のニーズに対応するためにも、
対処療法的なことも勉強しつつ・・・


「予防」という発想も広めていければなあと思います。



トレーナーの領域は、非常に曖昧で、伝わりにくいものです。

なかなか理解を得られないのも現状です。


だからこそ、面白くて、止められないんです(^-^)。









  


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2012年09月10日

かごしま健康&体力作りセミナー

昨日、鹿児島で行われた講演会に行きました(^^)



たまたまFACEBOOKから知った情報でしたが、

鹿児島でこんな有名な先生が…



…講演される事はあまりないんじゃないか、というのと、

資格(NSCA)のプロバイダーセミナーでもあり、単位も取れるならラッキー!


(内地にいても、鹿児島は資格保持の単位とれる場がなくて、わりと大変なんです)


家族の理解に、感謝です(>_<)


石井先生は、加圧トレーニングの創始者。現在も「スロートレーニング」で有名な方です。


講義レクチャーでは、実際、受講者も「スロトレ」をやりました。

地味だけど、キツイ(笑)?

加圧トレーニングよりも安全かつ、
筋力トレーニングにおける筋肉への効果を生理学的観点からギュッとムダを省いたトレーニング方法なので、

関節への負担が軽く
高齢者やリハビリテーションにおいて

筋肉を太くする、という目的で、老廃性の筋萎縮の予防、さらには段階的にメニューを取りこむことで、

安全な歩行の獲得や、転倒防止(自分の身体を支える)、

健康なライフスタイルの獲得の為に…

積極的に筋力を鍛える努力はしないより、した方がいい。


その最新のトレーニング方法の有効性についての講演でした。




また、講師の新庄先生は
「メディカルフィットネス」の実際の施設例や料金システムについての講演でしたが、

クリニックの併設されたスポーツクラブを造り、
患者さんから医療費ではなく、スポーツクラブの会費…

要するに患者自身が受け身の治療ではなく、自主的にマシンなど、医師の管理下の下、トレーニングを行う…


先生は「患者は健康を買っている」


と表現されていたのが印象的でした。



面白かったですね~。


ネットや雑誌でも情報は得る事は出来ますが、

「ライブ」の良さ…

講師の方が伝えたい思いは、言葉だけでなく、


肌で感じてこそ、得られるモノもあると思います。


とても、刺激になったし、やっぱりこういう会に参加する事は大事だと思いました。


情報は活かすものだと思うので、


また現場や何かの機会に、アウトプットできたらなぁ~と思うところです(^^)


  


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2012年09月03日

身を以て

先週の事。


台風やら宿題の監視やらで、3日間ほど家に引きこもって・・・


たまには、のんびりできていいなあ~なんて思っていたら、


肩こり?いやいや・・・

そして・・・首がおかしい!?回らない・・・(涙)!



以前から、そんなこともよくあったので、

ちょっとストレッチしてみたり、ここぞとばかりにテープを貼ってみたり・・・


でも、あまり良くならない。


ジョギングしていても、肩が重くて、非常に辛い。

足も・・・重たい。

あれだけ、のんびり ”身体休めた” のに?



そーなんです・・・これが「原因」でした(涙)

台風で走れず、現場の仕事もなく、


体を動かさなかったら、完全に「錆てゆく」自分・・・


ギチ、ギチ・・・と股関節やら腹筋やら1人でヒーヒーいいながら

家でトレーニングすると・・・


あらら、肩、軽くなった。首もなんともない・・・(喜)。


分かっちゃいるけど、改めて「だよね~」って感じです。。



カラダもプラモデルみたいに、パーツごとに分解できたら、便利なのに。

「ここが壊れた(痛い)から、ここだけ治しましょう」みたいな・・・



スポーツ選手は、全身運動を繰り返しているので、

単純に解決できない問題も多いのです。


だから私も、もっと

身体全体の動きや変化を、もっと観察してアプローチできるようになりたいな!


私は基本的に「痛い」のはイヤですが、


たまには、「痛み」を抱えて、悩んでみるのも(私のような立場の人間は)大事かも。


不安にもなるし、

日常当たり前にできることや、好きなことをめいいっぱいできないという

辛さは、

本人しかわからないことです。


そういう心を忘れずに、ケガを抱えた選手と接しなければならないな~と

”身を以て”思わされました。


それともう一つ気づかされたこと


私はこれからどれだけ、”動き”続けなければならないんだろうか・・・(苦)



メインテナンス方法も、人それぞれ、です。





  


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2012年08月12日

銅メダル!

全日本女子バレー、28年ぶりのメダル獲得に

感動しました~(>_<)


強いなぁー。凄いなぁー。

鹿児島出身の選手が2人もコートに立ち、大活躍でしたからねー(^^)

迫田も新鍋も、合宿等で高校時代から
プレーをみていましたが…

出会いと、タイミングと、本人の努力と、運と…

様々な要因があっての、輝かしい姿であるような気がします。


喜ぶ選手の後ろに、もう1人鹿児島出身のスタッフがいました(^^)

本名は忘れた(笑)「メイ」ちゃん。
指宿高校の出身です。

大学の後輩で、アナリストとして久光製薬に所属。

ワールドカップ等でもテレビで姿をみていたのですが

とうとうメイちゃん、凄い業績残してくれました!


メイちゃんは学生トレーナーとしても頑張っていたので
私も良く、彼女と関わっていましたが、

トレーナー業よりも、むしろ

パソコンに精通していて、体育大もちょうど「データバレー」という

ビデオとパソコンでデータ分析を取り入れた頃にその才能を発揮し、

そのまま、久光製薬のバレー部に

アナリストとして就職しました。


彼女も凄いですが、やはりその影には

能力を活かして下さった恩師、バレー部監督濱田先生のおかげも(^^)


と、いう事で今回のメダル獲得に貢献した鹿児島人は選手だけではないんです~


私も、「スタッフ」としてチームに関わる立場です。

本当に表には出てこない地道な地道な作業です。
寝る時間、本当に無かっただろうなぁ…


でもその分チームに貢献し、形として結果に残ったという喜びは本当に大きい事でしょう。


選手、監督、そしてチームを支えたスタッフの皆さんのチーム力の強さに


勇気を与えられた、光景でした(^_^)

  


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2012年08月05日

舟漕ぎ大会

トレーナー業務とは全く関係ないのですが…

昨日、舟漕ぎ大会に「小宿でばまっくゎ」で参戦しました~




でも、私…全くのド素人(^_^;)

舟漕ぎ大会見たこともなければ漕いだ事もなかったので

練習、毎回参加する度に、
こーしたら、あーしたら…と皆さんからアドバイスを受けて…

「迷惑かけないように、とにかく、前に合わせよう!」

と…私なりに「必死」に漕いだわけです。


優勝…にはほど遠かったけど、

決勝まで進出出来て、

しかも、名前までアナウンスしてもらえてビックリ!

大会をしっかり満喫できました(^^)
こんな素人を温かく受け入れてくれた
チームの皆さんに、本当に感謝です!

でも、やはり、私はトレーニング不足で、負けたのは残念でした(>_<)


櫂を引っ張るタイミングと腹筋を使うタイミングが途中でバラバラになると、

全く漕いだ感じがなく、疲れるばかり。

頭では分かっていても、
数回の練習では身についていなかった、のが実感です(当たり前ですが、非常に悔しい!)。


「舟漕ぎ」から「トレーニング」を考えてしまうのが…悲しい職業病。


単純に楽しめばいいのに…と思うんですけど(苦)



引っ張る動作は体幹をとても使うので、
面白いなぁー、なんか取り入れたいなぁー。


舟漕いだ後は、手足がとても軽く感じます。(だるくて力が入らないってのもありますが。)


なにはともあれ、

大荒れの天候の中、

「舟漕ぎ大会」スゴイ!!


こういう行事に参加して、初めてわかる。



奄美がまた好きになりました(^^)












  


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