2013年02月28日
いろんな思いで
先日の瀬戸内での講習会を期に、多くの方々から声を掛けて頂くことが増えました。
ありがとうございます!
嬉しかったこと。
研修会の中で扱った「体幹トレーニング」を
さっそく練習の中で取り入れてくださっている指導者がいらっしゃると聞いたこと。
何か、新しい事を始めるきっかけとなったことが、一番うれしい。
なかなかすぐに効果がでるものではないですが、
根気よく、続けてくださるといいなあと思うところです。
話は変わって・・・
昨日は心が”キュッ”となる出来事がありました。
「身体がおかしい」ということで、縁あって私は昨日ある選手に会いました。
よくよく話を聞くと、マッサージとか、整体とか・・・そういう方面で良かったようですが…
ある程度の高いレベルで競技されている方なので、
日頃から、トレーニング指導のトレーナーさんと、治療担当のトレーナーさんが
きちんとフォローが入っている、とのこと。
どんな、トレーニングしているのか、差支えなかったら聞かせて下さい、なんて逆にお願いする始末^_^;
「主に、インナーマッスル(身体の深部筋)のトレーニングがメインで・・」
うわっ、面白そう!みたいな(笑)。
競技特性に沿った形で、様々なトレーニングをされているようでした。
ただ・・・ん?と疑問も・・・
依頼された事だけすればいいものを、
完全に「余計なお世話」。
少しだけ、トレーニング動作時の「意識」に修正をさせてもらいました。
しかしながら、「余計なお世話だったな」という反省です。
とても素直な方で、「これから少し、気をつけてやってみます」と快く聞き入れてくれました。
その後この選手、自分の身体についてや自分の置かれている環境について思う事があったのでしょう…少し話を聞かせて頂いていたのですが、
うーん・・・と考えさせられてしまいました。
人は困っている時は特に、「良い」と言われるものを、チャンスがあれば取り入れていきたいものです。
ですが、あまりに「良い」と言われるものに囲まれすぎると、
自分にとって、何が本当に「良い」のかわからなくなる。
自分でわからない、判断出来ない状況が続くと「依頼」ではなく『依存』です。
依存は自分の責任下で行動をコントロールしている事にはなりません。
私にも、よくある経験です。よかれ、と思ってすることが、
結果、選手の成長を妨げる。それは人間にとって一番大切な「心の成長」を妨げる事かも、しれません。
話を聞いていて、この選手の漠然と抱える悩みを聞き、
「どうにかしてあげたいけれど、これは私にはどうにもできない・・・」
ただただ、この選手の今後の活躍を祈って、お別れしました。
講習会等で、私の持っている情報を伝える機会が増えました。
日々の指導の中で、何か+αの発想に繋がればいいな、
指導者の方が、新しい事を始めるきっかけとして、「あきらめずに頑張って」と
伝えられたらいいな・・・そんな思いで、依頼を引き受けています。
ですが、私の情報がすべてではない、
のも確かです。
その時と場合、年齢や競技、レベルに応じて選択肢は変わるわけです。
それを一括にまとめて、伝えようとする「怖さ」に身震いしました。
受け止め方の価値判断は自由です。
私も、私が信じる方向でしか物事をみておらず、非常に狭い世界だと思います。
うちのチームも、然り。
決して私達指導者に、行動を委ねるような甘んじた関係ではなく、
キチンと、状況に応じた判断と行動が自分の責任のもとで出来るように指導していかなければなりません。
最終的に試合で戦うのは
私達ではなく、「選手」なのですから…
ありがとうございます!
嬉しかったこと。
研修会の中で扱った「体幹トレーニング」を
さっそく練習の中で取り入れてくださっている指導者がいらっしゃると聞いたこと。
何か、新しい事を始めるきっかけとなったことが、一番うれしい。
なかなかすぐに効果がでるものではないですが、
根気よく、続けてくださるといいなあと思うところです。
話は変わって・・・
昨日は心が”キュッ”となる出来事がありました。
「身体がおかしい」ということで、縁あって私は昨日ある選手に会いました。
よくよく話を聞くと、マッサージとか、整体とか・・・そういう方面で良かったようですが…
ある程度の高いレベルで競技されている方なので、
日頃から、トレーニング指導のトレーナーさんと、治療担当のトレーナーさんが
きちんとフォローが入っている、とのこと。
どんな、トレーニングしているのか、差支えなかったら聞かせて下さい、なんて逆にお願いする始末^_^;
「主に、インナーマッスル(身体の深部筋)のトレーニングがメインで・・」
うわっ、面白そう!みたいな(笑)。
競技特性に沿った形で、様々なトレーニングをされているようでした。
ただ・・・ん?と疑問も・・・
依頼された事だけすればいいものを、
完全に「余計なお世話」。
少しだけ、トレーニング動作時の「意識」に修正をさせてもらいました。
しかしながら、「余計なお世話だったな」という反省です。
とても素直な方で、「これから少し、気をつけてやってみます」と快く聞き入れてくれました。
その後この選手、自分の身体についてや自分の置かれている環境について思う事があったのでしょう…少し話を聞かせて頂いていたのですが、
うーん・・・と考えさせられてしまいました。
人は困っている時は特に、「良い」と言われるものを、チャンスがあれば取り入れていきたいものです。
ですが、あまりに「良い」と言われるものに囲まれすぎると、
自分にとって、何が本当に「良い」のかわからなくなる。
自分でわからない、判断出来ない状況が続くと「依頼」ではなく『依存』です。
依存は自分の責任下で行動をコントロールしている事にはなりません。
私にも、よくある経験です。よかれ、と思ってすることが、
結果、選手の成長を妨げる。それは人間にとって一番大切な「心の成長」を妨げる事かも、しれません。
話を聞いていて、この選手の漠然と抱える悩みを聞き、
「どうにかしてあげたいけれど、これは私にはどうにもできない・・・」
ただただ、この選手の今後の活躍を祈って、お別れしました。
講習会等で、私の持っている情報を伝える機会が増えました。
日々の指導の中で、何か+αの発想に繋がればいいな、
指導者の方が、新しい事を始めるきっかけとして、「あきらめずに頑張って」と
伝えられたらいいな・・・そんな思いで、依頼を引き受けています。
ですが、私の情報がすべてではない、
のも確かです。
その時と場合、年齢や競技、レベルに応じて選択肢は変わるわけです。
それを一括にまとめて、伝えようとする「怖さ」に身震いしました。
受け止め方の価値判断は自由です。
私も、私が信じる方向でしか物事をみておらず、非常に狭い世界だと思います。
うちのチームも、然り。
決して私達指導者に、行動を委ねるような甘んじた関係ではなく、
キチンと、状況に応じた判断と行動が自分の責任のもとで出来るように指導していかなければなりません。
最終的に試合で戦うのは
私達ではなく、「選手」なのですから…
「かんたんテーピング講習会」終わりました!
赤ちゃんの発達から学ぶ。「子供には体幹トレーニングは必要ない」という理由
「若いアスリートは、いろんなスポーツを経験すべき」という考え方
かんたんテーピング講習会
技術指導者のサポートとなるように・・・
ストレッチング 試した後の 心地よさ
赤ちゃんの発達から学ぶ。「子供には体幹トレーニングは必要ない」という理由
「若いアスリートは、いろんなスポーツを経験すべき」という考え方
かんたんテーピング講習会
技術指導者のサポートとなるように・・・
ストレッチング 試した後の 心地よさ
Posted by ここ at 08:40│Comments(0)
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