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2017年08月10日

部活動へトレーニング指導

夏休みということもあって


部活動からの「トレーニング指導」の依頼がぼちぼちきています。


昨日は中学生のバスケットボール部へお邪魔しました。


このチームへは2年前、指導した事があります。

中学部活動でのストレッチング指導



先生からの今回の指導要望は


・以前指導したメニュー(ストレッチング・フットワークドリル)のチェック

・短距離走(短いダッシュ?)を速くしたい


あとはバスケットボールの技術を高めるうえで、「股関節を安定させる(スタビリティ?)」

というフレーズを耳にしたけど、具体的にはどういうことなのか?というご質問。


・シュート時の構えの安定性を高めるにはどうしたらいいのか?



よく、ありますよね・・・技術指導の上で

「動作はイメージできるけれど、実際トレーニングとして取り入れるには何をすればいいんだろう?」


「体幹トレーニングが大切だとはいうけれど、このトレーニングは本当に効果があるのか?」


体幹トレーニングについては、「効果はあります」が、

その種目が、選手の成長段階やチームづくりの時期的に

”適切な時期” と ”導入のアプローチ” そして ”目的” は 

トレーニング指導する側にとっても、一筋縄ではいかない難しさ。


日々変化、成長する子供たちへ与えるメニューの「正解」はあってないようなものなのですが



私は、私の専門知識を、部の活動の中に『投じる』ことで起こる


化学変化のようなものが、面白いと思っています。


そこには、個々の能力や年齢が違う子供たちがいて


先生の技術指導における信念があるからこそ


一つのトレーニングプログラムが現場それぞれに応じて


面白い変化を起こす。本当にいい形につながるかもしれないし、ダメかもしれないし。



それはやってみないと、わからないことで。



昨日も指導しながら・・・与えられたものを、何の意味もわからずやらされるか


このメニューは「こういうところを意識するのか」「こういうところがバスケットにつながるのか」


それを知る、理解できた子供たちは目の色と取り組み方が変わります。



私の中に、そういう経験をまたひとつ積ませてもらった時間でした。




数週間後、もう一度チェックさせてもらえたら、と思っています。


思うような効果や、思うような取り組み方・・・それはできてなくて当たりまえ。


その中に、小さくても昨日と絶対違う変化を、子供たちの中からみつけてあげたいと思います。