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2013年05月14日

「これ寝違い?」の相談

「なんか、首を寝違えたのかなあ?日に日に辛くてどうしたらいいですか?」


と、昨日友人から相談を受けて、会う事にしました。


それこそ、偏頭痛が起こり、

首が回りにくく、天井を向けないからジュースも飲めない(涙)!

・・・との悲しい訴えです。


頭部はかなりの重さがあります。

イメージ的に、背骨が柱で、首の周りの筋肉が倒れないように補強してくれている感じです。

何らかの理由で、その補強している筋肉の一部が重さを一手に支えてしまうことになって、

不具合が起こるのだと思います。


柱である背骨の周りにも、小さな筋肉や腱がくっついていて、姿勢を保持してくれています。

その小さな筋肉なども活動することで、首の周りの筋肉ばかりが負担かからないように

サポートしてくれています。


要するに・・・大元の原因は何か?

姿勢が保持できない状態であること。つまり体幹が安定していないために

頭を支える土台が不安定・・・なんだろうなあ~という私なりのイメージのもとで


いろいろ試してみました。


この仮説で、だいたい合っていたようです。

腹圧を高めて、体幹全体の安定性と、首ではなく、身体全体を捻る動きと

肩甲骨の動きを含めて胸を開くような動きと、

少しサポートでテーピングを。



筋肉は、身体の内側の深い筋肉から外側の大きな筋肉に働きかける・・・

でも、軽く動く程度では、深い筋肉は動きません。


特に、パターン化された動作・・・たとえば専門的な競技や日常化された動作の中では、

それ以上の動きをしないと、いつも同じ筋肉ばかり使うことで済んでしまう。


ストレッチングやアップしなくても、スポーツはできますが、

「なぜ、必要とされているのか?」という理由はここにあります。


アップそこそこでいつも同じ筋肉を使う。クーリングダウンを怠ると、
いつも使っている筋肉が縮みっぱなしで、筋の伸縮性がなくなる。


本当は、もっともっと身体の深い筋肉が働くと、

外側の筋肉には負担がかかりにくいし、もっと動けるはずなのですが・・・


社会人ともなると、自分で自ら身体を準備するのは、難しいことなのかもしれませんね。


友人曰く「そうそう、ストレッチすることすらスッカリ忘れてた~(笑)」



まあまあ、普通はそんなもんです(^-^;)


でも、大好きなスポーツを・・・長く続けていく中では多少なりともあることです。


最終的に治すのは私ではなく、「本人」なので、
ちょっと安定するまで継続して、身体を動かす努力は必要ですが・・・


お大事に(^-^)/~