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2012年10月18日

背筋(背すじ)を伸ばす

この記事のタイトルを書くのに・・・

何気なーく 「sesuji(せすじ)」とローマ字入力して、変換を押すと、

「背筋(はいきん)」と変換されるんですね~・・・当たり前だけど、驚きました(笑)!


と、いうのも・・・


背筋が弱いと、ホント、「猫背」のもと。
「背すじ」が伸びない。

厳密にいえば、腹筋と背筋、両方が姿勢には特に関わります。


今日、「股関節が痛い」という症状を訴えてきた子の大きな原因も、

腹筋と背筋がガチガチになっていること(=使えなくなっている)・・・でした。


バレーボールのレシーブ動作などのように”構える”姿勢。

腰が落ちない、足が前にでない・・・こういう問題で悩みを抱える指導者や選手も多いと思います。


意外と、「猫背」が問題になっていることも多いんです。

じゃ、猫背の主な原因は?というと、最初に述べた「腹筋と背筋の弱さ」

いわゆる「体幹筋」と呼ばれる「土台」がしっかり安定することで、


肩回りが安定し、腕や手が安心して自由に、大きく動くことができる。
また、重たい頭がしっかりと背骨にのっかって、首や肩の筋が余計な力を使わずに済む。


肩こりや、ひどい時には偏頭痛まで・・・この「体幹筋」が弱ると
症状を引き起こすこともあります。


見た目にも「良い姿勢」というのは、アスリートはとても大切です。


今日来てくれた選手も、おそらく見た目にはそんなに「猫背」には見えないのですが、

何らかの原因で、彼女の身体が「すでに持っている」腹筋や背筋が使い切れていない状態でした。


ダイナミックなストレッチングで、皮膚や筋を弛める。
弛めることで、次第に使われ始めた「体幹筋」を活性化させる。
(あ、でもココは相当筋肉を使わせますので、選手には嫌がられていると思います・・・)


筋肉が動き始めると、今までトレーニングによって培われてきたカラダが
目を覚まします。

問題だった、足にばかりかかっていた負担も、たぶん「アレ?」という感じです。


「目覚めた身体」は、昔とは比較にならないほど成長を感じます。
もともと、地道にコツコツ努力を続けてきた子ですから・・・
どちらかというと、新しい動きなど感覚をつかむまで時間がかかる子ですが、
そういう弱みも全て受け入れて、ここまで頑張ってきたことでしょう。


もう一息!


プロゴルファーの宮里藍ちゃんは、常に「姿勢」を意識して歩くそうですね。

しゃんと、顔をあげてまっすぐ先を見つめる姿は、本当に美しい。

下を向きたくなる時もあるでしょうに・・・心までしっかりと前を向かせている感じ。

この意識は、「体幹筋」の活性化にも繋がってくることです。



自分の身体と心と向き合いながら、

「自分の目標」を引き上げていく楽しさは、スポーツの醍醐味ですね。  


Posted by ここ at 22:20Comments(0)for team