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2012年09月17日

ウォームアップ

台風一過の青空も、すっかり秋の空になりました。


今日は午後からの練習のウォームアップ、
笠利中のバレー部の選手たちと一緒にさせていただきました。


先生に伺うと、いろんなトレーニングをされている様子。
「特に敏捷性がちょっと・・・」という感じでしたので


そこらへんを踏まえて、何か変わったことが出来ればよかったんですが!

行き当たりばったりの、いつものごとくノープラン・・・


股関節周りと肩関節周りの動的ストレッチングや、

基本的な「ダッシュ」、という内容でした。


でも、「ウォームアップ」というトレーニングについて
主に伝えたのは、以下の2点です。

①ウォームアップの目的は「心とカラダの準備」

②それぞれのメニューの「目的」を理解することで、取り組み方が変わる


これは私の理念でもあります。

①は、見落とされがちな点でもあります。
日頃から、「ウォームアップのウォームアップにならないように!」と
いつも言っています(が、高校生も、まだまだ)。

これから始まる技術練習に向けて、徐々にカラダだけでなく心を温める=準備する
のが、ウォームアップの主たる目的です。

②は、①が理解できれば、自然と変わります。

「ダッシュ」はあくまで「ダッシュ」。「ランニング」ではありません。
100%でやるか、70%でやるか、50%でやるかで
体の使い方は変わってきます。当然、効果も変わります。

ただ、常に100%、じゃないとまずいか、というとそうではなくて・・・


自分が、その時 ”何%で取り組んでいるのか” 、が意識してやっているかどうか。


意識して練習に取り組むからこそ、
「自己評価」つまり反省が出来るし、
その反省がまた次の日に

繋がってくるような気がします。


中学生に伝えつつ、高校生にも、気づいてもらえたら幸い。


この作業の繰り返しですが、

私があきらめたら、何もならないので。言い続けます。



また、具体的に

敏捷性の能力を高めるトレーニングに関しては、

様々な”刺激”に対して

「いかに動きをはやく違う動きに切り替えられるか」というものは

やった方がいいと思いました。

決められた動きを速く行うという、動きが単純なオープンドリルがある程度できたら、

ホイッスルで「耳」から入ってくる刺激(情報)に対して、動きを変えるという刺激が単純なものから、

アクションに対して「目」から入ってくる刺激から、動きを変える工夫は、


バレーボールやその他のスポーツに必要な「判断力」「反応」能力にとって

必要不可欠です。


もっと高度なドリルは、
実は「鬼ごっこ」です。


きっと現在一生懸命やっている笠利中のオリジナルのウォームアップも

1人1人の意識次第で、素晴らしいものになる。


キラキラした目で終わってくれたのが、とても印象的でした。



また、何かの機会に今日のような笑顔で・・・

楽しく、一緒にトレーニングできたらなあと思いました。  


Posted by ここ at 18:34Comments(2)for team