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2015年11月20日

食べることの大切さ

「食べることの大切さ」

というテーマで、

女子バレー部副顧問で、家庭科教諭の

吉永智子先生にお話していただきました。


今年度3回目の「スポーツ栄養学」の勉強会です。


今月行ったフィールドテストや、ウエイトの1RM測定(筋力測定)を受けて、

今後、彼女達のパフォーマンス向上や、コンディショニングを考える上で

必要不可欠であるのが、「食事=栄養補給」 です。


トレーニングは、いわば 「カラダを壊す」 作業と 「修復する」 作業の繰り返しです。


学生なので、それぞれの家庭での食生活まで関与できるものではありませんが


最低限「食べる側」が知識をもち、意識をすることは、大事かなと思って


家庭科の授業の延長・・・「実践編」といいますか(笑)。



前回までは 「食事のバランスガイド」を利用して、それぞれの食生活を振り返ってもらい、

基本的な「食」に関する知識を、教えていただきましたが、


今回はさらに、食事の大切さを再認識した上で、「日々の生活の中で、どう工夫していくか」という内容。



お弁当の大きさの目安、体調やコンディションと自分の食生活の振り返りなどの中で、

選手自身が考える 「改善していきたいこと」 「そのための解決策」 書き込み、


与えた知識をさらに自分の中で解釈し、取り込んでいくか・・・

自分と向き合う時間にもなった、と思います。


答えは、あってないようなものだけど

「何か、考えて行動を変える」 ということは


大事なことじゃないかな・・・


これを変えたから、といって勝てる、とか、

パフォーマンスが変わる、とかは「絶対」ではないけれど


私は「勝負の楽しみ方」って、

こういう面から始まっている、と思います。


ジュニア期のスポーツには多少指導者からの強制も入るけど

それは、子供達がまだ持っていない情報を、

意図がそこにあれば、指導であり、躾でもある。


結構、そういう事を蔑ろにして、

「 技術練習だけ頑張っていれば上手くなるんじゃないか 」とか、

「 練習頑張っておけば勝てるんじゃないか 」とか


思っているのが「子供」なのだと思います。


でも、本当は「勝つため」にはテクニックだけじゃなく、

フィジカル(身体)も、メンタル(心理)も、そしてニュートリション(栄養)もあって


自分に何が足りてない、ということを知り


その情報や知識は、求めれば揃えることができる、

揃えることで救われることもある、ということを


知ってほしいと思います。


「勝たなきゃ意味がない」「勝つから楽しい(負けたら楽しくない)」 のではなく

上手くいかないことや、その悔しさを経験しながら


「勝負を競う合うことの楽しさ」 ・・・スポーツの本質を楽しんでほしいなあ・・・。




『これを知る者は、これを好む者に如かず  これを好む者は、これを楽しむ者に如かず (孔子) 』