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2013年03月12日

可動性と安定性

日々、トレーニング指導を行っていて、

” 難しいなあ ”

と思う事の一つです。


「可動性」という言葉と、「身体が柔らかい」という言葉と、「柔軟性がある」という言葉も

人によってとらえ方のニュアンスや、言葉の使い方が違うことがあるので、

ここらへんがブログや書籍、ネットなど文字として「伝える難しさ」です・・・


「安定性」という言葉も同様です。


瀬戸内の講習会の時に、「体幹部のStability with Mobility」 と表現しました。

ある文献から引用したものですが、この表現が、的確かな?と思います。


今日は足に問題がある子が2件。

1人は股関節が、いわゆる「硬い」選手。見た目にはわからないのですが、
歩くと膝がやや内側に入るのがわかる。
身体を回旋させると、上半身しか動かない。

体幹を捻る動作は、股関節の「可動性」が必要です。
野球のピッチャーが「手投げになる」「体重が乗らない」「肩を痛める」

こういう表現に繋がります。

この選手は、”偏平足障害”の傾向にあり、土踏まずが落ちる動作の繰り返しによって、
足の甲の部分に痛みが生じていました。

見た目には、全く「偏平足」には見えないんですよ。


「硬い」選手は、「可動性」を出してあげると変わります。

足の痛みの大きな原因は股関節の「可動性不足」。

では、ストレッチの指導をしたのか・・・

いや、今回はしなかったんですよね。


逆に、股関節が内側に入らないように、使うべき筋肉をしっかり使う・・・

いわゆる「安定性」を出した。

クセになっている動きを自分で矯正させた?感じです。


そしたら、「可動性」も結果的に出ていた、という・・・。




もう1人の選手は「可動性」があり、プレーの幅は広く
一見のびのびプレーしているように見えるのですが、

捻挫の古傷に負担がかかっている選手。


こういう選手は、動作が早くなればなるほど、動きをコントロールをしづらくなる。

「安定性」を高めるトレーニングに時間をかける必要があります。


安定性を高めるには、時間がかかるので、体幹のStabilityが身につくまでは、

末端部(足とか手)をテープなど使って固定や支えを作ってあげたりしないと
再発する可能性もあります。



ちょっと今回は専門的な表現が多くて、わかり辛いですね。。


自分に見えている動き、自分の身体の中では使える動きの

「イメージ」がよりわかりやすい言葉として出てこなくて、悩む毎日です・・・



結果的に「わかんなくて悩んでいる」というブログでしたね・・・はい(苦)


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Posted by ここ at 17:30│Comments(0)for team
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