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2013年12月13日

測定とフィードバック

トレーニングをプログラムしていく上で、まず行わなければならないことは、

その競技の「ニーズ分析」です。
フィジカルトレーニングは競技問わず必要な基礎体力と競技に特異的な専門的体力を強化していきます。

試合時間やルールにおける運動時間、プレーするサーフェス(地面・床)、競技の種目やプレースタイル・ポジション、そして競技動作などクライアントの競技特性を様々な視点から分析し、問題点を改善し、強化し、パフォーマンスを高めていくために「フィジカルトレーナー」と呼ばれる役割の人間はプログラムデザインを行っていくわけです。

ここで出てきた「フィジカルトレーナー」という役割は、私が活動のベースとする「アスレティックトレーナー」とは役割も仕事の内容も異なってきます。
本来ならば、組織の中で役割分担をして、専門性を高めていくことがベストですが、
プロやAll Japanの組織以外の日本のスポーツ界では兼任がほとんどです。

(当然、私もどちらの分野も勉強していかなければ、現場で選手のサポートをしきれないということになります。)


ま、ここらへんはさておき・・・


そのニーズ分析を経て、個人の体力チェックを行う。
時間と場所とツールの事情から、私はフィールドテストというバレーボール競技の特性を考慮した種目と、学校の体力テストの数値を参考に個々の能力を分析しています。

もージャンプ測定とか最近体力テストでやらないから、最近見なくなった「サージャント測定器」!
お金出せばいい測定器具はたくさんありますが、そんなものは手に入らないし!!

段ボールにメモリを書いて、バックボードに張り付けて測定してます・・・(涙)


測定する時間の確保もけっこう大変なのですが、この結果を選手に還元する”フィードバック”もなかなか手間がかかる・・・
パソコンも使いこなせればもっと素晴らしく、スピーディーに分析結果をまとめられるのでしょうが。
でも、やっとなんかまともなデータ集計とフィードバックが出来ました・・・ような・・・


ひゃー疲れた・・・


今回はフィールドテストの項目しか測定できなかったのですが、
前回の数値と、今回の数値、伸びた体力要素と測定結果を・・・
体力要素のバランスをみるためにレーザーチャートでグラフにし、前回との比較を足し、じーっと見つめて、ひたすら見つめて、分析。コメントを1人1人書き込みました。

たかだか16人ですが・・されど16人・・・。


まあ、でも数値として客観的に評価することは大事だし、けっこう個々の特性が見えてきます。

少しでも・・・パフォーマンス上げるためにはカラダ鍛えるのって大事なんだ、
・・・とわかってもらえるように。
トレーニングに対するモチベーションを上げる材料の一つに。

自分の成長を感じてもらうために。

そして、効果のあるトレーニングプログラムがデザイン出来るように!

地道な努力は、続きます・・・。  


Posted by ここ at 14:44Comments(0)for team