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2013年02月10日

上半身と下半身を繋ぐ。

うちの主人は今朝からトレイルラン20kmコースに参加していますが・・・

この悪天候、大丈夫かしら?


珍しく「テープ貼って走った方がいいかなあ・・」なんて言うので、

お守り程度に貼ってあげました(^‐^)。

主人が無事帰ってきたら、来年は参加してみようかな。



昨日は以前から身体が気になっていた方とようやく都合を合わせて

トレーニング指導することができました。


この前、少し身体の使い方など、感覚的なものを簡単に伝えたのですが、


面白い。とにかく感覚が伝わりやすい。


この選手はずーっとケガを抱えながらも、自分で様々なトレーニングに取り組んできたり、
ケアをしながら競技を続けて来られていた方なので、

「自分の身体との向き合い方」がハンパない。

こちらの一言のアドバイスで、いろんな事が自分の中で繋がるようです。



「上半身と下半身がバラバラ」とよく言われていたそうですし、

実際、そんなイメージを受けます。まあ、いわゆる「体幹が弱い」選手です。


でも、「体幹トレーニング」は当然ながらやってきているわけですが、

ある程度は改善がみられても、なかなかそこから先が・・・という感じです。


「なんか、いつまでたっても、お腹周りが締まらない・・・」

ココが使えていない、という感覚は、彼女にもあったようですね。


彼女の弱点は、「柔らかい」ということです。


”身体が硬いからケガをする” ”身体が柔らかいから、ケガをしない”

人のカラダは、そんなに簡単には分類できません。


「柔らかい」のですが・・・
本当に使うべき部分、たとえば股関節の小さな筋肉など、
もっと柔らかさが欲しいところは 「硬い」。

こういう小さな筋肉は、使い込めば使い込むほど、しなやかで粘り強い柔らかさが出てきます。


本当に、自分の身体を「競技」で最大限生かしたいのであれば、

筋肉を深いところまで、「使い込む」必要があると思っています。

(なかなか、ここら辺のバランスが難しいところではありますが・・・)


特に「体幹トレーニング」上半身と下半身のつなぎ目(=コア)の安定性を強化する

トレーニングの一つですが、


本を読むだけ、DVDをみるだけじゃ、意外とこの体幹を使う「感覚」は難しい。

見た目は同じでも、結構違う部分に負担がかかっていて、

本当に鍛えたい部分にあまり負荷がかかっていない・・・
こういうことが現場で起こっているのも事実です。


私自身も、「ホント、これでいいのかな~」とと常に自分の感覚の修正が必要です。
でも、それも大切なトレーニングだと思います。
(大事なのは、「実践すること」だと・・・言い聞かせて。)


使い方も様々ですが、

「長座で座った状態で、腕のスウィングを使って、”ジャンプ(床からお尻を浮かせる)”!」


これが出来たら・・・というのを当面の目標の一つとして・・・


上半身と下半身の「繋ぎ目」を、基礎部分から徹底して強化し、最終的には

競技特性に合わせて、フィジカル面のプログラムが実行していく、

そして無理のない範囲で、自分の求めるプレーの感覚とカラダの状態を合わせていく。


これが、クライアントさんと私の「ビジョン」となりました。