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2015年09月17日

下腿部(膝から下)の痛み

膝から下の部分への痛みを訴えた選手が2名いたので、みました。

1人は、ふくらはぎ(外側)の痛み

1人は、足関節(捻挫の自覚はなし)の痛みでしたが、
接骨院の治療師からは「下腿部からの負担だろう」とのこと。


立ち方と動作から、痛めてしまう原因は予測できます。


前者は、股関節が硬く、動く範囲が狭まることで、負担がかかっている。
1か月前は、反対側ですが、アキレス腱炎を起こしている。

後者は、柔軟性は高いのですが、それを支持できる筋力が不足している。
時折、腰痛が起こる、と聞けば
明らかに体幹の弱さがうかがえます。


同じ部位の痛みでも、原因は様々です。

こういう子は負荷がかかると、場所をかえて痛みが出る部位がある。


さて・・・

「トレーナー」はここから何が彼女たちに何をするのか?

私が 「みた」 ところで、この部位の治療は行いません。


もちろん、原因は伝えます。分かる範囲で、はっきりと伝えます。
本人の持っている体力的な面と、動作の分析を合わせて、「なぜ痛みがでるのか」説明します。

次に、その問題解決の為のアプローチを指導します。

特に「身体の使い方」を徹底して教えます。
例えば、ストレッチ一つ、癖を直したり、意識する場所を確認するだけで変わります。

膝下に負担のかかる子は、

だいたいお尻を締められない (股関節まわりの筋を含む、体幹筋の弱さによるもの) が多いので、
「こういう事をやれば、出来るようになるよ」と


実際本人が「こういう感じ」と感覚を理解するまで、指導します。


こちらのイメージと相手のイメージを繋げて、初めて選手自身が
目指すべき目標が見えるのだと思います。



やはり 「体幹」 は重要です。





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