2014年02月20日
ラジオ収録から思う事(子どもの体力について)
先日、あまみFMの番組「あまスポディ!ラックス」の収録へ行ってきました。

パーソナリティの勇さんが、大学の先輩だというご縁もあって、何度か出演させていただいております。
私的には、こういうメディアの中で「アスレティックトレーナー」という役割をお伝えできるという場、
そして自分の考えや経験を、その場で整理して、見えない相手にもどう言葉を選び、伝えていくかということは
日頃のトレーナー活動でも非常に大切な技術なので、訓練する意味でも、とてもありがたい環境です。
放送は、今週土曜日(22日)と来週土曜日(3月1日)の2週です。
2週もしゃべったのか(笑)?そう、2週分もしゃべってきました、すいません。
しかしながら・・・本当に興味深い内容だったので、ちょっとこの場でもお知らせしておきます。
今回のテーマは「幼児期の運動促進に関する普及啓発事業」について。
奄美市が平成25年度、文部科学省から委託された事業を行った結果と考察について語りました。
新聞でも目にされた方、または幼稚園の方で直接的に子供さんが事業に関わった方もいらっしゃると思います。
昨年6月に奄美市の園児対象に体力測定を行った、という事をご存じでしたか?
この事業を担当された、奄美市教育委員会の学校教育課の松嶋修一先生に、
実際の事業の概要や運動能力調査のデータを説明していただきながら、あれやこれやとコメントする、というのが
今回の放送の内容です。
ここでは、放送では伝えられなかった部分を取り上げますが・・・
まず、「え?幼稚園児に何の測定するの?」っちゅー話。
測定種目は①25m走 ②立ち幅跳び ③テニスボール投げ ④両足連続跳び ⑤体支持持続時間 ⑥捕球
想像するだけで面白いですよね・・・果たして正確にデータが収集できたのか?
でも、私・・・このような事業に対して、実は疑問に思う点が多かったんです。
「こういう試みが本当に必要なのか?」「これから発達していく園児の体力を測定して、何を生かす材料となるのか?」
測定の新聞記事(上記リンク参照)を読み返して収録に臨んだものの、この文面だけでは読み取れない。
しかしながら、松嶋先生の、実際測定を行った時の事や、データ分析結果のお話を聞くと、
「そうなんですかっ?」って食いつきたくなる事が多くてですね・・・
完全にトレーナーではなく、「母親目線」でコメントしております(笑)。
(そして取り留めなく喋りすぎた、という反省・・)
あまりに、自分が育った環境と子供の姿のイメージが違うわけです。こういう取り組みもそうです。昔じゃありえない。
「遊んでばっかりだった」という記憶しかない。
でも今我が子を育てると「ありえない」ことだらけ。でも「ありえない」ことがだんだん「当たり前」になる。
そして奄美大島という、自然あふれる環境で育つ子供達ですら、全国平均を下回るという体力調査結果。
「イメージと現実のギャップ」を、この調査はまず、視覚的に知らせ、問題を認識しよう、というきっかけになっているのだなあと感じました。
そう感じたのは、実際調査に関わった子供達の保護者の方々のアンケート調査。
我が子がのびのびと健康に、生きていく事を望まない親はいないですよね。。。
私も同じ母親です。少し、体育学や生理学について勉強している分だけ知識があるというだけのことなのですが、
自分が育った経験や感覚、イメージだけでは、今の環境で育つ子供達の姿に
こちら(親)がついていけてない部分があるような気がしていました。
例えば携帯電話だって、子供がスマホの使い方覚えるの早いですよ~(涙)
多少、親も発育や発達について、健康について学ぶ場があってもいいんじゃないか。
学んで、知識を得ることで、子育ての悩みも解消する部分があるんじゃないか。
あまりに、私が育った環境と今は違いすぎるわけです。
子供の体力や環境について、この放送でも、このブログでも、少しでも考える場になればいいなと思います。
子供は、刻一刻と成長しています。今、親として出来ることはないだろうか?子供達を指導する立場として出来ることはないだろうか?
松嶋先生の子供達の現状の体力結果から受けるお話はとても興味深いです。是非お聞きください。
あまみFM「あまスポ ディ!ラックス」
土曜日の13時~、再放送は19時~です(インターネットでも聞けます)。

パーソナリティの勇さんが、大学の先輩だというご縁もあって、何度か出演させていただいております。
私的には、こういうメディアの中で「アスレティックトレーナー」という役割をお伝えできるという場、
そして自分の考えや経験を、その場で整理して、見えない相手にもどう言葉を選び、伝えていくかということは
日頃のトレーナー活動でも非常に大切な技術なので、訓練する意味でも、とてもありがたい環境です。
放送は、今週土曜日(22日)と来週土曜日(3月1日)の2週です。
2週もしゃべったのか(笑)?そう、2週分もしゃべってきました、すいません。
しかしながら・・・本当に興味深い内容だったので、ちょっとこの場でもお知らせしておきます。
今回のテーマは「幼児期の運動促進に関する普及啓発事業」について。
奄美市が平成25年度、文部科学省から委託された事業を行った結果と考察について語りました。
新聞でも目にされた方、または幼稚園の方で直接的に子供さんが事業に関わった方もいらっしゃると思います。
昨年6月に奄美市の園児対象に体力測定を行った、という事をご存じでしたか?
この事業を担当された、奄美市教育委員会の学校教育課の松嶋修一先生に、
実際の事業の概要や運動能力調査のデータを説明していただきながら、あれやこれやとコメントする、というのが
今回の放送の内容です。
ここでは、放送では伝えられなかった部分を取り上げますが・・・
まず、「え?幼稚園児に何の測定するの?」っちゅー話。
測定種目は①25m走 ②立ち幅跳び ③テニスボール投げ ④両足連続跳び ⑤体支持持続時間 ⑥捕球
想像するだけで面白いですよね・・・果たして正確にデータが収集できたのか?
でも、私・・・このような事業に対して、実は疑問に思う点が多かったんです。
「こういう試みが本当に必要なのか?」「これから発達していく園児の体力を測定して、何を生かす材料となるのか?」
測定の新聞記事(上記リンク参照)を読み返して収録に臨んだものの、この文面だけでは読み取れない。
しかしながら、松嶋先生の、実際測定を行った時の事や、データ分析結果のお話を聞くと、
「そうなんですかっ?」って食いつきたくなる事が多くてですね・・・
完全にトレーナーではなく、「母親目線」でコメントしております(笑)。
(そして取り留めなく喋りすぎた、という反省・・)
あまりに、自分が育った環境と子供の姿のイメージが違うわけです。こういう取り組みもそうです。昔じゃありえない。
「遊んでばっかりだった」という記憶しかない。
でも今我が子を育てると「ありえない」ことだらけ。でも「ありえない」ことがだんだん「当たり前」になる。
そして奄美大島という、自然あふれる環境で育つ子供達ですら、全国平均を下回るという体力調査結果。
「イメージと現実のギャップ」を、この調査はまず、視覚的に知らせ、問題を認識しよう、というきっかけになっているのだなあと感じました。
そう感じたのは、実際調査に関わった子供達の保護者の方々のアンケート調査。
我が子がのびのびと健康に、生きていく事を望まない親はいないですよね。。。
私も同じ母親です。少し、体育学や生理学について勉強している分だけ知識があるというだけのことなのですが、
自分が育った経験や感覚、イメージだけでは、今の環境で育つ子供達の姿に
こちら(親)がついていけてない部分があるような気がしていました。
例えば携帯電話だって、子供がスマホの使い方覚えるの早いですよ~(涙)
多少、親も発育や発達について、健康について学ぶ場があってもいいんじゃないか。
学んで、知識を得ることで、子育ての悩みも解消する部分があるんじゃないか。
あまりに、私が育った環境と今は違いすぎるわけです。
子供の体力や環境について、この放送でも、このブログでも、少しでも考える場になればいいなと思います。
子供は、刻一刻と成長しています。今、親として出来ることはないだろうか?子供達を指導する立場として出来ることはないだろうか?
松嶋先生の子供達の現状の体力結果から受けるお話はとても興味深いです。是非お聞きください。
あまみFM「あまスポ ディ!ラックス」
土曜日の13時~、再放送は19時~です(インターネットでも聞けます)。
「かんたんテーピング講習会」終わりました!
赤ちゃんの発達から学ぶ。「子供には体幹トレーニングは必要ない」という理由
「若いアスリートは、いろんなスポーツを経験すべき」という考え方
かんたんテーピング講習会
技術指導者のサポートとなるように・・・
ストレッチング 試した後の 心地よさ
赤ちゃんの発達から学ぶ。「子供には体幹トレーニングは必要ない」という理由
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Posted by ここ at 11:38│Comments(0)
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